※本サイトのコンテンツには、商品プロモーションが含まれている場合があります。
楽しい楽しい夏休み。ただ1つ気がかりなのは、みんなが嫌いな「自由研究」。間違いない。あれこそ面倒くさいの極みである。すべて自分で考えなくてはいけないところが究極にダルいよな。まあでも、やるっきゃねえ!!
そこでアラサーの私(あひるねこ)も、超久しぶりに自由研究に取り組むことにした。テーマは「工作」だ。キミは『ミニ四駆』を知っているかな? 昔、爆発的に流行ったプラモデルなんだけど、今も地味にブームらしいのだ。クソ懐かしいので、約20年ぶりに私も作ってみようと思うぞ!
・空前の大ブーム
ミニ四駆とは、モーターを搭載し電池で走る小型の自動車模型のことだ。漫画『ダッシュ! 四駆郎』世代の第1次ブーム、『爆走兄弟 レッツ&ゴー!!』世代の第2次ブームが有名だが、私は完全に『レッツ&ゴー!!』直撃世代である。当時の人気は尋常ではなく、小学生の頃やってないヤツなんてマジで1人もいない勢いだったのだ。
私も当然の如くハマりまくり、「ジャパンカップ」という全国で開催された大会にも参加したものじゃ。当時住んでいた北海道では、会場が今はなき「札幌そごう」の屋上での。そこへ友達大勢で……(略)。ところで、今もミニ四駆ってあるの? ちょっとお店に見に行ってみた。
・現在のミニ四駆
プラモデルコーナーに行くと、ミニ四駆の車体やパーツがズラリと並んでいる。私の世代が使っていたのは主に「フルカウルシリーズ」だが、現在は「PROシリーズ」と「REVシリーズ」が主流らしい。そこで、「PROシリーズ」の『DCR-01(デクロス-01)』という車体を購入することに。
このシリーズはモーターがあらかじめ入っているようだ。単三電池とニッパー、ドライバーがあれば作ることができる。約20年ぶりのミニ四駆……さっそく箱を開けてみよう。
3分割された赤いボディがなんとも新鮮だが、やはり目を引くのはシャーシだ。当時使っていたスーパー1シャーシと比べると、このMAシャーシってのは随分と丸みを帯びている。一瞬ガンプラかと思ったぞ。なんとなく、こっちの方が速そうな気がするのは気のせいだろうか。
・20年ぶりに作ってみた
今回は改造は一切ナシで、説明書通りに作ることにした。もちろんステッカーも貼る。昔は重くなりそうだから貼らなかったけどね。あとボディの肉抜きとかしたなぁ。ピンバイスとかいう工具をみんな持ってたよなぁ。チクショーめ、すべてが懐かしい。
・モーターの位置そこ!?
作っている途中、モーターのシャフトが両側に飛び出していることに驚く。なんでもダブルシャフトモーターというらしい。さらに驚くことに、モーターを取り付ける位置がシャーシのド真ん中なのだ! 真ん中だと!? 普通は後ろで、前なのは『ブロッケンG』くらいのはずだったのに、真ん中て……!! 未来すぎるだろ……。
・完成!
タイヤとホイールあたりはさすがに大きな変化はなかった。本来ならローラーはもちろん、ボールベアリング、中空シャフト、ゴールドターミナルに交換したいところだが、今日のところはとりあえずこれで完成だ! わぁぁぁぁああい、20年ぶりに相棒ができたぞーーーッ!!
ボディはフルカウルシリーズと比べると相当にコンパクト。これなら肉抜きの必要はないんじゃないか、というレベルだ。無改造なのでシンプルだが、かなり安定感があるように思う。早く走らせたくてウズウズしてくるな。
・我が愛機の疾走
もちろんコースなんてない。母さんが買ってくれない。仕方ないので、そのまま地べたを走らせることにした。漫画だと一緒に並走してくれるという謎システムが備わっていても、リアルでは直進しかできないのがミニ四駆なのだ。
それでは気を取り直して、とくと見るがいい。これがオレの! 自由研究の工作だぁッ!! いっけェェェェェェエエエ!!!!
デ、デクロォーーーーース!!!!!
予想通り壁に衝突してひっくり返ったものの、私は忘れていたあの感動を思い出すことができた。ありがとうミニ四駆。ありがとう自由研究! こんな経験ができたのも、自由研究のおかげだ。やたらオッサン向けの記事になったが、学生諸君は張り切って自由研究に取り組んでくれよな!!
参考リンク:タミヤ「ミニ四駆」
Report:あひるねこ
Photo:RocketNews24.
★こちらもどうぞ → 「ロケット記者の自由研究」
Source: ロケットニュース24
コメントを残す
コメントを投稿するにはログインしてください。