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何事も続けることは重要だ。筋トレやダイエットはとくに、すぐに結果が見えなくても、日々の努力を積み重ねていく以外に近道は存在しないと言ってもいいだろう。私(佐藤)は2016年12月からポールダンスを習い始めた。開始から半年後に、体幹を鍛える目的で逆立ちを日課にして継続している。
その逆立ち習慣を開始してからも1年が経った。自分でもあきれるほどの運動オンチで、最初は三点倒立さえもまともにできなかったのだが、1年間コツコツ続けたところ……トンでもないことができるようになったぞ!
・最初は三点さえできなかった……
開始した当初は、三点倒立ができなかった。これは両手と頭の三点で身体を支えて行う逆立ちだ。
お腹を引き上げて、脚を支えなければいけない。しかしその力がなく、また手をつく位置も良くなかったようで、いくらやっても上がる気がしなかった。逆立ちは自分にとって不可能なことのようにさえ思えた。ところが……
・壁倒立、肘倒立へ
日々練習を重ねて、約半年で「壁倒立」をできるまでになった。
現在は、壁に背中をついた状態ではあるが、振らずに脚を上げる「伸肘(しんぴ)倒立」もできるようになっている。また、床に肘をついた姿勢から脚を振り上げる「肘倒立」も随分安定するようになった。
・新たな壁にブチ当たる
この調子でドンドン成長していくのかと思ったら、新たな壁にぶち当たった。実は私の行っている壁倒立には、根本的に問題があったのである。それは肩に体重が乗っていないこと。
骨格で支えているというよりも、腕の筋肉だけでバランスを取っているので、大変危険な状態であることが判明した。何より、この姿勢だと壁に頼らざるを得ないのである。いつかは自立するぞ! と思っていたのだが、この倒立を続けていても、全然壁から離れることができないという問題があった。
そして……肘倒立がそこそこできるようになったら飽きてしまったのだ。そこから練習しなかったら、お腹の引っ張る力が落ちてしまって、全然安定しなくなってしまって……。もう1度、イチからやり直しだ~ッ!!
・お腹を壁に向けて倒立
という訳で、ブレイクダンス経験があり伸肘倒立ができる人に助言をもらったところ、「壁にお腹を向けて倒立の練習をすると良い」と教えてもらった。
腰の下に脚があるから、真っすぐ立っていられるのと同じように、肩の真下に手をもってこなければ、安定した倒立はできない。そこで、壁にお腹を向けて逆立ちをしていきながら、手の位置を適正な場所に整える。この時に、床を押す感覚で肩をグイッと持ち上げるようにすると良いようだ。
・身体を真っすぐ
もうひとつ大事なことは、胸を閉じるようにすること。不慣れだとどうしても胸が反った状態でバランスをとろうとしてしまう。胸を反っていると、身体全体が反った状態のままなので、脚を真上にもってくることが難しい。
できるだけ壁に沿うようにして、身体を真っすぐにするように心がけよう。私もまだ練習中で全然真っすぐになっていないのだが、これもまた日々の積み重ねで改善していくしかないようだ。
・小さな積み重ね
日々の変化は微々たるものだ。時には、「これ意味ないかも?」と思う時もあるかもしれない。私もずっと同じ状態が続いているような気がしていたのだが、ある日突然、壁に頼らずに肘倒立ができるようになった。
続けていれば、ゆっくりでも着実に筋力はついてくるらしい。逆立ちに限らず、やはり筋トレでもダイエットでも、もしかしたら、仕事や勉強にも同じことが言えるかもしれない。だから、諦めずに何事もじっくりと取り組んでみよう。
なお、逆立ちを練習する際には、ケガには十分に注意して欲しい。まずはできることから、ゆっくりじっくり取り組んでいこう。
Report:佐藤英典
Photo:Rocketnews24
Source: ロケットニュース24
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