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家具、楽器、家電製品などなど、愛用の品が壊れてしまったときに頼りになるのが、修理職人である。たとえ不可能と思われる修理であっても、彼らにかかれば何のその。熟練した技術と豊富な知識によって、新品同然にまで復元できることだってある。
ということで今回は、ある自動車修理工がボッコボコのBMWを新車同然に直してしまう動画をご覧に入れたい。さまざまな方法で各部を復元していく様子はまさに職人! クルマファンならずとも一見の価値アリだ。
・見るも無残な姿のBMWが登場
動画「BMW 7 Full repair. Полный ремонт.」では、ロシアの自動車修理工であるアーサー・トシクさんによるプロの仕事を確認できる。修理するのは、事故で大破したBMWのフラッグシップセダン「7シリーズ(750i)」だ。
冒頭で映し出されるのは、見るも無残なボッコボコのBMW。フロント部分のバンパーやボンネット、フェンダーが完全に外れているほか、左サイド全体とルーフ(天井)部分もかなり大きく歪んでいる。普通に考えたらお手上げ状態。いくらなんでも新品同然に復元するのは難しい……と思いきや!!
・これぞ職人技
アーサーさんが車体を分解して作業に取りかかると、ボッコボコの車は徐々に本来の姿に戻っていく。各部を引っ張ったり、曲げたり、伸ばしたり、溶接したりと、膨大な作業で約20分間と長めの動画だが、各部分が綺麗になっていく過程は非常に興味深い。
そして再生時間18:45あたりから始まるビフォーアフターを見てみると……ツルッツルのピッカピカでまるで新車! 1度フレームが大きく歪んでいるため安全面で不安は残るものの、外観は完ペキと言って良いほど元どおりになっているから驚くしかない。
解説によれば、作業日数は板金作業に15日、塗装に12日、合計27日間を要したとのこと。これが遅いのか早いのかはわからないが、いずれにせよアーサー・トシクさんがスゴ腕の職人であることは間違いないだろう。
Source: ロケットニュース24
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