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人気海外ドラマ『ブレイキング・バッド』により、世界中に知られるところとなった薬物メタンフェタミンは、覚せい剤の一種で精製の際に有毒なガスが発生する。
そんな、メタンフェタミンの精製所で飼われていた2メートルもあるニシキヘビが、その煙を吸い込んだため依存症となり、リハビリ施設で更生する事態になったというのである!
・覚せい剤精製所で飼われていたニシキヘビが薬物依存症に
米ニュースサイト『VICE』によると、豪ニューサウスウェールズ州でメタンフェタミン精製所が当局により手入れを受けた際、そこで発見されたニシキヘビの挙動がおかしく、依存症であることが明らかになったのだという。
同違法薬物を精製する時に、‟コック” と呼ばれる精製者はガスマスクをはめて作業をするのだが、その際発生するガスや煙にさられてたいたニシキヘビが、依存症になってしまったのである。通常ニシキヘビはジっと動かずにいることが多いのだが、バイクギャング団に飼われていたこの蛇は、当局員らに攻撃的な反応を示していたとのこと。
・依存症治療のためリハビリ施設へ入院
なんでも、ニュージーランドのニュースサイト『nzherald.co.nz』によると、バイクギャング団は精製したドラッグや武器を他の組織に狙われないよう、好んで蛇を飼う場合が多いのだとか。しかし、メタンフェタミンの煙を吸ってすっかり ‟メス・ヘッド” になってしまっては、その務めは果たせないのではないだろうか。
その後、問題のヘビはシドニーの刑務所が運営する野生動物更生センターに引き取られ、更生の道を歩むことに。リハビリ開始後は落ち着きがなく、人間と同じように禁断症状を示していたという。
・7カ月のリハビリを終了してクリーンに!
こうして、順調にリハビリを終えたニシキヘビは7カ月後に見事に更生。元飼い主はムショで刑期に服しているため、更生センターで働く囚人に飼育されながら、クリーンで元気な毎日を送っているそうだ。
犯罪に利用されたうえ、覚醒剤依存症になってしまったとは気の毒なペットではあるが、無事にリハビリを終えて元気になれて何よりだった。
参照元:Facebook @7 News Sydney、VICE、nzherald.co.nz(英語)
執筆:Nekolas
Source: ロケットニュース24
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