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中国のルールはすぐに変わる。いいことも悪いことも突然開始される。今回急に変わったルールは「外国人の中国入国時に指紋を採取する」という内容だ。
日本でも指紋採取は行われているのでおかしなことではないのだが、この改正は2017年2月9日に発表して翌日の2月10日からスタートという驚きのスケジュールなのだ。
・入国時の指紋採取
今回決まった内容は、「中国に入国する外国人に対し、入国する港(空港等)において、指紋採取を行う」というものだ。まずは広東省の深セン(シンセン)空港から始まり、その後拡大されるとのこと。
対象は中国に入国する満14歳から満70歳までの外国人。昨日まではアナウンスがなかったので、今日突然空港で指紋採取を求められて困惑している方も多いだろう。
日本でもテロ防止のために行われている入国時の指紋採取。中国もテロ防止の目的があるのだとは思うのだが、指紋のデータを中国の公安部に渡すということに一抹の不安を感じる。
・法律がすぐに変わる
中国政府は法律や条令などを発表から実施までの期間をあまり空けないことが多い。外国人のビザのルールなどが2日ぐらいで変わってもおかしくない。中国で生活していたときに、ルール変更の噂が流れてきたと思ったら翌週から改正されて大騒ぎになったこともある。
深セン以外の場所がいつから始まるかは未定のようだが、決まったら即日開始されることもあり得るので指紋を採取されたらヤバい方は注意しよう。
参照元:在上海日本国総領事館
執筆:ポンコツ [JP]
Source: ロケットニュース24
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