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今回のご相談は、コンビニに関するお悩みです。あなたにとってコンビニはどのような存在でしょうか? コンビニは、携帯電話と同じくらい、私たち現代人の日常に欠かせないものですよね。そんな、超・身近な存在である、コンビニで起こった切ない恋模様をお届けします。
・ご相談内容(ポテチさん・アラサー女性)
「2カ月前、1年半付き合った彼氏に別れを告げられ、酷く落ち込み、絶望の淵をさまよっていた私ですが、年末のある日。コンビニで買い物をしていた時に、同年代くらいの男性と、レジに行くのが被り、お互いにレジの譲り合いをしていたのですが、ニッコリ笑うその男性の笑顔がとても素敵で、ドキドキしてしまいました。
結局、『どうぞ』という私の言葉に、その男性はまたニッコリして、少し会釈をしてからレジに向かいました。そのすぐ後に、隣のレジを店員さんが開けてくれて、会計を済ませたのですが、帰る時にその男性はまだ会計をしていて、すれ違う時に、お互いにまた軽く会釈をして、私はコンビニを出ました。
ただそれだけのことだったのですが、年が明けた今も、まだドキドキしていて、あの男性の笑顔が忘れられません。正直、ここまで想ってしまうとは、自分でも想定外でした。また会いたいと思っても、コンビニで偶然出会っただけの男性で、連絡の取りようがありません……。
そのコンビニに、何度か足を運んだりもしましたが、やっぱり見かけることはないです。元カレを思い出すこともなくなり、気付けばあの男性の笑顔ばかり思い出してしまいます。
そして、『もう会うことはないのかな』と少し寂しい気持ちにさえなってしまいます。難しいことだとは分かっていますが、その男性にまた会いたいです。どうすれば良いのでしょうか?」
・「リハビリ男子」の可能性大!
王道の回答をするならば、「その男性は、ポテチさんにとって、リハビリ男子だったのでしょう」という答え方になります。「リハビリ男子とは何ぞや?」と、首を傾げているかたのために解説すると、筆者が定義づけるリハビリ男子は、以下の通りです。
・リハビリ男子の定義
1. 手痛い失恋(例:クリスマス直前にフラれるなど)をし、「もう恋なんて懲り懲り!」という投げやりな気分になる。
2. そこに現れるのがリハビリ男子! 「懲り懲り」と思っていたけれど、やっぱり恋って良いなぁと、気持ちが切り替わる。
3. しかし失恋直後に現れた男性は、恋する喜びを取り戻すための、「恋のリハビリ要員」であり、その男性と結ばれることはない。
4. リハビリ男子が去った後、いよいよ本当の恋ができる相手が登場する。
1年半もお付き合いした彼氏と別れ、「恋なんて」、「オトコなんて」という気分になっていたのでは? そんなポテチさんに、「もう恋なんてしないなんて~♪」と、マッキーのようなポジティブシンキングを取り戻して頂くべく現れたのが、コンビニ男性だったのでしょう。
コンビニ男性のおかげで、元カレを思い出すことがなくなったのですから、リハビリ成功です。傷も癒えたことですし、さあ次の恋へGO!
・ネットをフル活用すべし!
「次の恋へGO!」と言いたいところですが、今回のご相談は、「その男性にまた会いたいです。どうすれば良いのでしょうか?」とのこと。地道なやり方だと、そのコンビニに張り込むことになりますが、「そのコンビニに、何度か足を運んだりもしましたが、やっぱり見かけることはない」とのこと、張り込み作戦は意味がなさそうですね。
ここはやはり、文明の利器・インターネットを駆使するのが一番です。「○月○日の○時、○○町○丁目のコンビニで買い物していた男性を探しています」と、SNS等を駆使して情報を集めましょう。昔の新聞でいう、「尋ね人」のようなニュアンスです。現代は情報社会ですから、意外なところから、有力な情報が得られる可能性は充分にあります。
奇跡が起き、運良く再会できたその先は、ぶっちゃけどうなるかわかりません。カノジョ持ちや既婚者というケースもあるでしょう。もしくは、先方もフリーの身で、カノジョ募集中という、好都合なケースもあるでしょう。いずれにせよ、「人事を尽くして天命を待つ」と思って、ダメ元で頑張ってください!
コラムニスト:菊池美佳子
イラスト:Rocketnews24
Source: ロケットニュース24
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