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福岡県糟屋郡の篠栗町といえば、南蔵院の世界一でかい涅槃像(ねはんぞう)が有名だ。癒し効果が科学的に検証されている『森林セラピー基地』の認定地域であることはほとんど知られていない。
そんなわけで、今回ご紹介する『笹栗九大の森』の不思議な絶景もほぼ独り占め状態で味わうことができたのだ。静かな森の中で出会った、思わず声を上げてしまう光景とは……さっそくご覧いただきたい。
・自然を体感できる森
笹栗九大の森は、九州大学の敷地の西端にある。約2キロの遊歩道を配置した「自然を体感できる森」は、大学と地域が共同で整備や管理を行っているとのこと。噂の不思議な絶景は森の中をぐんぐん進んだ先にある「水辺の森」周辺で見ることができるらしい。というわけで、ぐんぐん進むことにした。
緑豊かな散歩道は、木の葉が風で揺れる音や鳥の鳴き声が耳に心地よく、足裏から地面のやわらかい感触が伝わってくるのも気持ちいい。さすが科学的に癒し効果が検証されている場所だ。そして歩くこと約20分……いよいよ現れた水辺の森は完全に異世界のオーラを放っていた。
・落羽松(ラクウショウ)
水面上に円錐形の木々が並ぶ。見たことない、見たことないぞ、想像以上に圧倒的に美しい光景だ。アポロチョコのような、いや、チェスの駒のような……とにかく説明すればするほど景色が台無しになってしまう。
木の名前は落羽松(ラクウショウ)。北アメリカ原産の落葉針葉樹で別名ヌマスギと呼ばれている。湿潤地に強く、池のほとりなど根元が冠水するような場所で自生することが多いそうだ。九州大が生態の研究のため1977年に苗を植えたという。
・利用できるのは遊歩道と広場のみ
う~ん、時間の経過を忘れて贅沢なひと時を過ごすことができた。というわけで、幻想的な世界に心癒されるのは間違いないので、興味がある方はぜひ足を運んでいただきたい。
その際、遊歩道を外れて樹林に入ることや水面に近づくことは禁止されているので、マナーを守って気持ちよく森林浴を楽しんでくれよな!
・今回ご紹介した場所の詳細
名称 笹栗九大の森
住所 福岡県糟屋郡久山町久原2231-4
時間 4月~9月 6時~18時 / 10月~3月 7時~17時
参考リンク:笹栗九大の森 | 篠栗町WEBサイト
Report:砂子間正貫
Photo:RocketNews24.
Source: ロケットニュース24
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