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突然だが、皆さんは海苔の佃煮と言えば何を思い浮かべるだろうか? おそらく有名どころの『ごはんですよ!』。OK! OKだ。確かに『ごはんですよ!』はウマい。その知名度は全国区だけに納得だ。
だが、関西にはブンセンの『アラ!』という最強の海苔の佃煮がある。そのウマさは『ごはんですよ!』に勝るとも劣らない。東の『ごはんですよ!』と西の『アラ!』……真の最強はどっちだ!? それを確かめるために『ごはんですよ!』と『アラ!』を食べ比べてみたぞ!
・対決のルール
今回の対決は、出身地の違う7人の男女で『しいアラ!』と『ごはんですよ!』を海苔のみ食べ比べ、多数決で勝敗を決するという単純なルール。まず私だが、山の幸が入っているのが大きいのか、『しいアラ!』と比べると『ごはんですよ!』の甘辛さは単調であるように感じた。やはり『しいアラ!』の方がウマい。
・スタートダッシュをかける『しいアラ!』
次に、『アラ!』を知っている島根県出身の佐藤英典。やはり海苔の佃煮と言えば『アラ!』は外せないとのこと。『アラ!』を食べるその目の中には懐かしさと優しさの光が宿る。いきなり『しいアラ!』が2票リード。このまま押し切るかと思われたが……
・炎のストッパー現る
その流れを止めたのは、姉妹サイトPouchの百村モモ。「おいしいけど、甘すぎるかも」という理由で『ごはんですよ!』に1票。甘いところが良いんだけどなあ。
そこに続いたのが、東京出身のりょう。『ごはんですよ!』が「やはり慣れ親しんだ味」とのことで『しいアラ!』は「ちょっと甘い」という意見。くしくも関東と関西の味覚の違いが見える形で2対2のイーブンに。
・東京の人にも響いたブンセンの味
関東の人はやはり『ごはんですよ!』派なのか……そう思いかけたが、同じく東京出身のYoshioは『しいアラ!』を推した! Yoshioいわく、「深みとコクがある」とのこと。やっぱり関東の人にも通じるウマさなのだ!! ……その時どこからともなく感情のない声が響いた「どっちもほぼ同じじゃないですか?」と。
そう、静岡出身の男……営業のシノミヤだ。シ、シノミヤァ! そして、同じと言ったのに『ごはんですよ!』に1票を入れる。「やっぱり子供の頃から食べてるし」と。シ、シ、シノミヤーーーーーーーーー!! さらに最後に「まあどっちでもいいです。仕事してもらっていいですか?」と付け加えた。シ、シ、シ、シノミヤァァァアアア!!!
・東西対決を制したのは
ともかく、3対3の振り出しに戻った。思ってたよりはるかに良い勝負となったこの対決の決着をつけたのは、京都出身の和才雄一郎だった。静かに和才の手が上がる。その手に握られていたのは……
『しいアラ!』だった! 「椎茸のウマみと海苔の味が合っている」と和才。かくして、今回の東西対決は『しいアラ!』に軍配が上がった。しかし、予想外の健闘を見せた『ごはんですよ!』はその知名度も納得の侮れない味だったと言える。全国にライバルはまだまだたくさんいる。がんばれブンセン! 全国に名前が轟くその日まで!!
執筆:中澤星児
Photo:Rocketnews24.
Source: ロケットニュース24
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