ホラー映画の効果音は意外とアナログな方法で作られていた! トマトをムシャムシャ、雑巾を床に落とすなど



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少しでもヒンヤリしたいからだろうか、夏になったら背筋の凍るようなホラー映画が人気になる。そして視聴する際、不可欠な存在となるのが恐怖を掻き立てる効果音だ。薄気味悪い音が流れるだけで視聴者はゾクゾク。それがたまらないという人も多いことだろう。

では、ホラー映画の効果音はどのように制作されているのか。今回は作る過程を解説した興味深い動画を紹介することにしたい。テクノロジーが進んだ時代なのに、意外とアナログな方法がとられていて面白いぞ!

・ホラー映画の音響の作り方が面白い

効果音について解説した動画に登場するのは、米音響会社「Studio Unknown:スタジオ・アンノウン」に勤めるマット・デイヴィースさんだ。同社のInstagramに投稿された動画には、サウンドを作り出すマットさんの仕事風景が収録されている。

例えばゾンビが人肉をあさる時に出るグチャグチャというグロいサウンド。どうやって作り出しているのかというと、なんとマットさんが豪快にトマトをむさぼるのだ。こんな原始的な方法でゾンビが発する音を生み出していたとは……!

・原始的な方法で音を生み出す

そして、頭蓋骨のメキメキと割れる音はピーマンを手で握り潰して表現。さらに内臓を抜き出すヌチャヌチャとした音は、生のチキンを手のひらでいじくり回して生み出されているではないか。

最近だと、音響は全てコンピューターで作成&処理されていると思い込んでもおかしくないだけに、超アナログな方法には驚きを隠せない。リアルなサウンドを求めたら、アナログな方がいいのだろうか。




・濡れた雑巾や野球のミットまで利用しちゃう

その他のサウンドもアナログ全開。内臓がドサッと地面に落ちる効果音を作る時は濡れた雑巾を床に落とし、皮がミシミシと擦れ合う音を出すためには野球のミットを手でひねる。それだけでなく、ゾンビが発する「ウガウガ、ガーガー」というサウンドはマットさん自身が声を出している。

試行錯誤を繰り返しながら、ホラー映画の効果音を生み出す様子はまさに職人で “効果音のマジシャン” とも言える。海外ドラマ『ウォーキング・デッド』などホラー系を見る時、ついついマットさんの顔が浮かんでしまいそうである。

参照元:Instagram @studio.unknownStudio Unknown(英語)
執筆:Nekolas


Source: ロケットニュース24






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