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いよいよ冬本番。空気が澄んで、天体観測に適したシーズンの到来だ! 2016年11月6日におうし座流星群(南群)、14日に特大スーパームーン……そして、本日17日~18日未明にかけては、「しし座流星群」が活動のピークを迎えるという。
何でも、この流星群は「テンペル・タットル彗星」が母天体で、過去には多くの流星嵐を記録したことでも有名とのこと。1番の見ごろは18日未明。さぁ、今晩は空をひろ~く眺めてみよう。
・しし座流星群のピーク
毎年11月に観測できる「しし座流星群」。アストロアーツによると、この流星群はテンペル・タットル彗星の軌道上に残った塵が、地球の大気に飛び込み発光して見える現象だという。
出現期間は11月6日~30日で、もっともピークを迎えるのが17日19時とのこと。しかし、この時刻にはまだしし座が昇っておらず、日本での観測チャンスは18日未明のようだ。
・広く空を見上げよう
観測の条件だが、この時期しし座は東の空にのぼる。しかし、東ばかりを凝視していれば良いというわけではない。流星は全方位に飛ぶので、何より空を広く見渡すことが大切とのこと。「明かりの少ない見晴らしの良い場所」なら、なおグッドである。
しかし、2001年には1時間あたり1000個以上の流れ星を記録したしし座だが、 2003年以降は流星数は少なくなっているという。さらに、今年は「スーパームーン現象」が数日前に起きたばかりで、月明かりが強く、観測条件は厳しいらしい……。多くても1時間に数個程度と予想されているから、気長に焦らず観測をしよう。
なお、当然ながら夜はかなり冷え込むので万全の防寒対策をオススメしたい。一つでも多くの流れ星を見つけてくれよな!
参照元:アストロアーツ、国立天文台
執筆:りょう
Photo:Wikimedia Commons
Source: ロケットニュース24
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