まな板と包丁ドーーン! 広島の知られざるB級グルメ「ホルモンの天ぷら」がカルチャーショックを受けるウマさ



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インターネットが発達し、世界中の情報が簡単に得られるようになったこのご時世。例えば「B級グルメ」にしても、比較的知名度の高いものは情報として知っている場合が多い。そういう意味では “真のB級グルメ” なんてもはや存在しないのかもしれない。だがしかし……。

きっと広島の人以外……いや、広島にお住まいの方でもこのグルメをご存じの方はそう多くないハズ。それが広島市西区のごく一部のみに存在するという『ホルモンの天ぷら』である。料理自体はもちろんのこと、味もスタイルもカルチャーショックを受ける、まさに衝撃のグルメであった。

・広島県民ならあたり前……じゃない

先日、広島を訪れた時のこと。広島在住の知人が市街地から車を15分ほど走らせ連れて行ってくれたのが西区小河内町にある「くりはら」というお店だ。なんでも『ホルモンの天ぷら』を食べさせてくれるお店で、知人によれば「昔からある」らしい。

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この近所にポツポツと同じような店があるが、他の広島在住の知人に聞いたところ「ホルモンの天ぷら? 何ですかそれ?」とのことだったから、広島県民ならあたり前のグルメ……というわけではないようだ

・テーブルの上に……

それはさておき、ホルモン大好き38年の記者。知人は「決してキレイなお店ではないんですが……」と恐縮していたが、まさかこんなホルモンの食べ方があったとは……。歴史を感じる外観もいい感じである。

さっそく入店すると、土曜日とはいえ席はほぼ満席。これは期待が高まるぜ……と思いつつテーブルに目をやると、どの席にもまな板と包丁がドーーーン! もれなくドーーーーン!! え……? ど、どういうつもりなんでしょうか……?

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実はこの包丁、天ぷらやおでんをカットするために設置されたもので、誰もがあたり前のようにザクザクと天ぷらをカットしている。いや、これはショック。かなりショックのカルチャーショック。ここ日本かよ……?




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・わざわざ広島に行きたくなるウマさ

さらに店員のおばちゃんもかなりスゴイ。5人でホルモンと野菜の天ぷらを15人前(15個)注文しようとしたら「そんなんじゃ足りゃあせん」と一刀両断。結果的に25人前を注文した。ただしこれは大正解で、さらに追加で25人前を注文したことを記述しておこう。

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やってきた天ぷらは、ホルモン・レバー・センマイ・ガツなどが交ざっており、特製の酢醤油と一味唐辛子で食べるとたまらないウマさ。どれも1個100円とは思えないクオリティで、「これだけのために広島に来たい」と思うほどハンパないウマさであった。

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なお、おでんもかなり強烈で、牛ののど「ガリ」なども他では味わえない料理であろう。〆のうどんや にゅうめんも絶品だから、ホルモン好きには強烈にオススメしたい。たぶん、この料理が食べられるのは、マジでこのエリアだけだぞ。

・今回ご紹介した飲食店の詳細データ

店名 くりはら
住所 広島県広島市西区小河内町1-17-15
時間 11:00~20:00
休日 日曜日

Report:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.


Source: ロケットニュース24






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