“ブサイクすぎる” と路上に残されたニャンコ / 無事保護されネット上でも「可愛いのに」「醜くなんかない」との声



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全ての猫が美しい。毛の色、顔の形、体型、年齢などで違いはあるけれど、ある基準から外れているから “美しくない” なんてことは決してない。これはどんな生き物でも、人間にでもいえるはずだろう。

けれども今、「不細工すぎる」という理由で貰い手が見つからなかった猫がネット上で話題を集めている。写真を見れば「不細工だなんてウソウソ!」と笑い飛ばしたくなるほど、愛くるしいニャンコなのだが……。

・不細工だったから、路上に残されたロミオ

話題になっているのは、ロミオという名のオスの茶トラ猫。スペインのとある街の路上で1匹でいたところを、動物愛護団体『Santuario Compasión Animal』の代表ローラ・ルラエルさんによって発見・保護されたそうだ。

ロミオの愛らしさに一目で心を射抜かれてしまったルラエルさんは、そこを通りかかった人から「この子は醜いから、貰い手が見つからないらしい」との話を耳にする。ロミオを残し、他の兄弟猫たちは拾われていったことも知ったという。

・団体で保護されることに

たしかにロミオの目はショボショボしているけれど、うーん、決して醜くはないはず。ルラセルさんも、「人々がロミオの風貌を “独特” ではなく “醜い” と感じたことに驚きました」と海外メディア『The Dodo』に対して語っている。

そこで彼女は、ロミオをそのまま団体で引き取ることに。牛やアヒル、七面鳥などの動物がいる保護施設に住まわせることにしたのだ。

・醜いのではなく、個性

ロミオが施設でどのように暮らしているかは、団体のサイトなどで確認することができる。Facebook 上にアップされた動画には、ぬいぐるみで遊んだり、人間の手に戯れ付いたりするロミオの姿が収められている。楽しそうでよかった。

ルラセルさんはそんなロミオのことを、「とても優しい心を持った猫です。顔の形は変わっていますが、それも彼の個性なんです」と語っている。




複数の海外メディアで取り上げられたロミオは、今ではチョットした有名猫。そして多くの人から「どこが不細工なの」「美しいよ」「引き取りたい」などの声が聞かれているのだった。

参照元:MetroThe DodoMail Online(英語)、SANTUARIO COMPASIÓN ANIMALFacebook
執筆:小千谷サチ


Source: ロケットニュース24






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