※本サイトのコンテンツには、商品プロモーションが含まれている場合があります。
当編集部では、時々読者の方から有益な情報を提供してもらうことがある。たとえば私(佐藤)の場合、美味しいカレーのお店を紹介してもらったり、魅力的な食べ放題のお店を教えてもらったりする。
今回紹介する、群馬県前橋市の「とんとん広場」もお教え頂いた場所のひとつだ。紹介してくれた方から、「ぜひともここに行って欲しい」と再三にわたって推薦頂き、私は最近になってようやく行くことができた。ここの『福豚のポークステーキ』を一度食べてみるといい。本当に美味しい豚肉を知ることになるだろう。
・新幹線で高崎へ
場所は赤城山の麓にある。オススメ頂いてから、私がなかなか行けなかったのは、ちょっと遠いからだ……。車がなければ行けないので、東京駅から高崎駅まで新幹線で行き、高崎で車を借りて一路とんとん広場を目指す。
約1時間をかけて、ようやく農場レストランに到着。都内にいる私にとっては、ふらっと行ける場所ではないのだが、推薦者の方が強く勧めるので、ウマい豚肉を食えるに違いない。そう信じてやってきた。
・「福豚」を体感する施設
ここの正式名称は「林牧場 福豚の里 とんとん広場」。レストランがあるだけでなく、ミニ豚広場や手づくりウインナー工房など、ブランド豚「福豚」について知ることのできる施設である。
もちろんレストランで味わうことも可能だ。昼時に到着したのだが、駐車場に車は少ない。平日は空いているのかな? と思ったら、あとから観光バスが来てレストランには団体が入ってきた。
メニューを見ると、さすが福豚を売りにしているだけあって、豚肉料理が充実している。
・1頭からわずか10枚のリブロース
さて、注文するのはポークステーキ。1頭の豚からわずか10枚しか取れないという、リブロースを使ったステーキ・トロガーリックステーキ(250グラム 1980円)を注文することにした。
オーダーするとスタッフの方が「30分くらいかかりますけど、よろしいでしょうか?」という。え! そんなにかかるの!? とんかつならすぐに出るとのことだったが、すでにここに来るまでに2時間以上費やしているので、30分待つのなんか問題ではない。ということで、じっくり30分待つことに。
その間にグルグル巻いてある、『ぐるぐるウィンナー 980円』で空腹を癒す。さ~て、食べる準備は完ぺきに整ったぞ! さあ来い、ポークステーキよッ!!
・「豚肉」のイメージを覆す
キター! ガーリックソースの香りがそこら中に広がって、食欲を刺激する。待ったぞ、待った甲斐のある味なのか? いざ、喰らわんッ!
分厚い肉を一口頬張ると、その食感に驚く。これは!? 自分の知っている豚肉と、噛んだときの歯ごたえが全然違う。実に柔らかい。牛肉や鶏肉と比べると、豚肉はどちらかといえばしっかりとした食感を感じると思うのだが、この肉は豚肉特有の固さが全然ない。柔らかいうえに、噛むほどに肉の旨味が口に広がる。
ここを強く推薦する人の気持ちがやっとわかった。これは他では食べることのできない味だ。
肉には脂のほのかな甘さがある。しかしくどさはまったくない。しかも豚特有の臭みもない。もっと身近で食べたい味。だが、ここに来なければ、この美味しさには出会えないだろう。いまだ福豚の味を知らない人へ。なかなか前橋まで行く機会はないかもしれないが、この豚を食べるためだけに、とんとん広場に行く価値はあるぞ!
・今回紹介した店舗の情報
店名 とんとん広場(レストラン)
住所 群馬県前橋市三夜沢町534
営業時間 夏季(4月~11月)11:00~18:00 土日祝11:00~20:00 / 冬季(12月~3月)11:00~17:00 土日祝11:00~19:00
定休日 なし
Report:佐藤英典
Photo:Rocketnews24
Source: ロケットニュース24
コメントを残す
コメントを投稿するにはログインしてください。