※本サイトのコンテンツには、商品プロモーションが含まれている場合があります。
いまマーラーがアツい……! と言ってもオーストリアの音楽家グスタフ・マーラーではない。中華世界の麻辣(マーラー)だ。
麻辣とは痺れる辛さ「麻(マー)」と、唐辛子のピリ辛「辣(ラー)」の組み合わせ。最近、麻辣味のお菓子が増えているが、そんななかエスニック食品に定評のあるカルディから新たな麻辣菓子が登場したぞ! うまいのか、どうなのか……既存の麻辣菓子と食べ比べてみた。
・「麻辣味」の「花椒推し」!
2018年4月に発売となったのはカルディオリジナル「マーラーおかき」だ。同社の麻辣菓子といえば真っ赤な袋が印象的な「麻辣ポテトチップス」が存在する。
両商品に共通するのは「麻辣味」であり痺れる辛さのもと「花椒(ホァジャオ)推し」、そして「カルディプロデュース、製造元は別」であるということだ。間違いなくメイド・イン・ジャパンである。
・食べ比べてみた
さっそく両者を食べ比べてみた。開封すると麻(マー)で辣(ラー)な香りが立ちのぼる。これは期待できる香りだ。
肝心の麻辣ぶりはというと……まずはポテチ! 食べてみると舌がジーン!! わぁ、花椒がしっかり効いてハオチー(好吃:美味しい)。エエやんエエやん、エエ感じやん! 既存商品からこのレベルでは、新商品への期待はいやでも高まってくる。
そしてニューフェイスのおかきはというと……ジンジンジンジーーーーーンッ! 舌先どころじゃない!! 喉の奥の奥までシビれが止まらないのだ! 麻(マー)の強さでいうなら完全におかきに軍配。
現地で火鍋などを食べる際に「微辣(ウェイラー:やや辛)」を頼むならポテチ、いやいや「重辣(ジョンラー:超激辛)」が好きですよ、という人にはおかきがオススメだ!
・中国にはない中華味の扉が開かれた
あまりに感動したため、麻辣と中国電気街にはうるさい “赤ふん保存協会” 会長のショーロンポー・アツイ氏に連絡、試食してもらったところ「中国にはない中国味道の扉を開いた……」と話していた。
たしかに中国にはキュウリ味や寿司味など謎フレーバーなお菓子は存在するが、あえて麻辣味というのは少ないかも! もしかして麻辣菓子は日本から進化していくのだろうか。
・本物だけが残る麻辣戦国時代に
それにしても、世間のマーラー推しには何か闇のチカラを感じなくはない。しかし、ナンチャッテ麻辣はどんどん淘汰されており、確実に進化を遂げていると言える。そのなかでもカルディの麻辣を群を抜いていると言えるだろう。ナイスカルディ!
ちなみに麻辣と聞いて、私はとっさに四川省を思い出したが、台湾フェアの一品として販売されている。お店の方に聞いたところ、店舗にもよるかもしれないが、フェア終了後は両方一度に店頭に並ぶかはわからないそう。食べ比べをしたい人は早めにチェックしておこう!
Report:沢井メグ
Photo:Rocketnews24.
Source: ロケットニュース24
コメントを残す
コメントを投稿するにはログインしてください。