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恐れていたことが起きてしまったようだ……。2018年4月、いま日本で一番アツく面白い漫画『キングダム』の実写映画化が決定したと各種メディアが報じた。オリコンによると原作者の原泰久先生も脚本会議に参加し「絶対面白いです!」と話しているという。
『進撃の巨人』や『ジョジョの奇妙な冒険』の例を挙げるまでもなく、人気漫画作品の実写映画化に対するファンの反対意見は根強い。そこで今回はキングダムを愛し、キングダムに愛された熱烈キングダムファン4名に、正直な感想を聞いてみることにした。
・原先生のコメント
まずは実写映画化について、原先生のメッセージをご覧いただきたい。
「50巻到達大感謝! そしてその嬉しいタイミングで、なんと実写映画化発表です!! この1年脚本会議にも加えていただき、意見を尊重していただき感謝しております。納得の脚本です!
予算も破格!! キャストの皆様も超豪華!! 絶対に面白いです!!(撮影はこれからですが!)。公開はちょっと先ですが、どうぞ皆さま楽しみにしておいて下さい! 原泰久」
現段階では公開日もキャストも明かされていないが、重要なのは原先生が「脚本に携わっている」という事実、そして原先生自ら「絶対に面白いです!」と言い切っている点だ。
・実写映画化への不安
我々キングダムファンは原先生に裏切られたことは1度たりともない、ない──。んが、実写映画化のハードルは死ぬほど高く、過去に成功した実写映画はほんのわずかしかないのが現状だ。神様・原先生が「絶対に面白い」と言っても不安は残る……。
さて、今回話を聞かせてくれたファン4名は、いずれも「男の子が生まれたら “泰久” と名付ける」と心に誓っているレベルのキングダムファンであり、原先生ファンだ。なお、正直な意見を聞かせてもらうため、名前は明かせない点をご了承いただきたい。
・Pさん「この発表の仕方はずるい」
個人的には実写映画化には普通に反対だ。なぜならこれまで実写映画化して成功した漫画はほとんどなく、キングダムも原作が最高だけにハードルが高いと思われるからだ。ハッキリ言ってイヤな予感しかしない。
……んが、原先生が「おもしろいです!」と言うなら信じるしかないではないか。原先生を前面に押し出しつつ実写映画化を発表するなんて、ある意味で原先生を人質に取られているようなもの……ずるい、これはずるい。真正面から批判ができねえ……!
おそらく今後、キャストや「どの部分を映画化するか?」などが明かされるにつれ、批判の声は大きくなっていくだろう。そりゃそうだ、みんなキングダムを死ぬほど愛しているのだ。原先生が仰っている「絶対におもしろいです」を今は信じるしかない。
・Wさん「2時間で収まるのか?」
キングダム実写化と聞いて単純に思ったのは、「あの壮大なストーリーをどうやって2時間前後で表現するのだろう?」ということ。当然、映画化するには原作の色々な所をカットせざるを得ないだろうが……キングダムにカットしていいシーンなどあっただろうか?
あくまでも いちファンの意見だが、答えはノーである。なにせ、キングダムでは一見 本筋と関係ないような場面、例えばオギコと桓騎のやり取りなども見どころの1つだからだ。そのようなシーンを、実写映画ではどうするのだろう?
まるまるカット? オギコなし? ……そんなキングダム、見たくない! と思いつつ、実際に公開されたら、見に行っちゃうんだろうなとは思う。どこがカットされたのかを確かめるために。
・Hさん「入り混じる期待と不安」
とうとうキングダムも……大丈夫なのかな……。これまで漫画の実写化成功は稀(まれ)なだけに、どうしても不安は隠せない。どんなにいいキャスティングをしたとしても、キングダムの “目” やキャラクターの特徴を実写で表現できるのだろうか。あぁ、不安だ。
ただ、「破格の予算」とのことなので、ファンが肩を落とすようなことにならない期待もできるし、キングダムならやってくれる気もする。不安は尽きないものの、かつてない実写化で大成功を収めることを祈りたい。
・Aさん「大人の事情はいらない」
今時、漫画の実写映画に過度な期待を抱いている人は少数だろう。というか、なぜ実写化する必要があるのか? 原作が素晴らしいのだから、それでいいではないか。というのが正直な気持ちであり、キングダムに関しても止めておけとしか言いようがない。
とはいえ、どうせやるならファンをがっかりさせないような内容にして欲しいものである。「人気急上昇中のイケメン俳優」やら「お芝居でも頑張っていきたいアイドル」やらは他でやってくれ。芸能人コスプレ大会みたいなのも勘弁願いたい。ファンが見たいのは、どこまでも武骨なまでに熱いキングダムの世界。ただそれだけなのだ。
──以上である。総合すると4人ともが不安を抱いているようで、ただ「やるならすごいものを作って欲しい」と願っているようだった。
なお、ロケットニュース24としては実写映画化が決まった以上、どうにかして「映画キングダム」を応援していきたいと考えている。そのためにも、これまで多くの映画で声優にチャレンジしてきたが、今作ではエキストラでいいから出演したい。えらい人、どうかオナシャス──。
とにもかくにも、複雑な思いでいるファンも多いハズだが、今は原先生のいうことを信じるしかあるまい。最新刊50巻は4月19日発売、そして映画の情報は続報を待たれよ。
参照元:オリコンNEWS
Report:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.
Source: ロケットニュース24
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