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本日2018年3月31日、一つの時代が終わりを迎えようとしている。そう、「とんねるずのみなさんのおかげでした」に続いて、「めちゃ×2 イケてるッ!」が約22年間の歴史にピリオドを打つのだ。まさか「めちゃイケ」が終わる日が来るなんて……。
現在32才の私(あひるねこ)は、「めちゃイケ」全盛期の頃にちょうど10代だった。つまり「めちゃイケ」で育った世代と言っても過言ではないのである。当時、学校ではやはり「めちゃイケ」のコーナーを真似して遊ぶことが多かったのだが、私がもっとも印象に残っているのは何と言っても “あのゲーム” だ!
・伝説のバラエティー番組
「岡村隆史オファーシリーズ」「爆裂お父さん」「めちゃ日本女子プロレス」など、数々の伝説的コーナーを世に放ってきた「めちゃイケ」。中でもメンバーたちがゲームをし、失敗すると罰を受ける系のコーナーは安定して面白かった記憶がある。
・中学生の思い出
あれは私が中学3年生の時だろうか。クラスの仲のいい友人たちとの間で爆発的に流行ったゲームがあるのだ。きっと覚えている人も多いだろう。「七人のしりとり侍」である。あのコーナーでメンバーたちが行っていた3文字しりとりが、当時とにかく流行った。
・空前のしりとりブーム
「七人のしりとり侍」は、映画『七人の侍』をモチーフに、侍に扮したメンバーたちが円形に座ってしりとりをする人気コーナーだ。「フォッフォッ、フォフォフォ」という掛け声を思い出すだけで、胸が熱くなるのを感じるではないか。おい、懐かしすぎるぞ(涙)。
普通のしりとりと違い、この3文字しりとりはすでに出た言葉でも繰り返し使うことができる。そのため、例えば「スイス」のように、同じ言葉がエンドレスで続く現象がしばしば発生するのだ。そこから難しいお題を突然ぶっこみ、次の人を引っ掛けるなんてこともあったな。
「スイス! フォッフォッ! スイス! フォッフォッ! スイス! フォッフォッ! スイス! フォッフォッ! スイス! フォッフォッ! 水素! フォッフォッ! ……そぉ!?」みたいな。
・打ち切りへ
そして、間違った人を待ち受けるのが罰ゲームだ。番組では乱入してきた野武士たちによって、あの手この手でボコボコにされてしまうメンバーたち。しかし、これが当時は非常に問題になった。「いじめを助長する」というクレームが視聴者から殺到したことで、結果的にコーナーは打ち切りになったのである。
この出来事の是非については今さら触れないが、中学生だった私は複雑な思いを抱いたと記憶している。まあ、言いたいことは分かるけどさ……。俺ら別にいじめみたいなことしてないじゃん。せっかく好きなコーナーだったのに! とまあ、大体こんな感じだったはず。
・悪いのは何か?
ちなみに、私たちのグループにも罰ゲームはたしかに存在した。が、それでもデコピン程度で、そのたびに皆で爆笑するような可愛いものであった。いじめのような仕打ちにあってしまった人には心底同情するが、それはゲームのせいじゃなく、そんな真似をするヤツらがただクズだっただけだろう。あくまでこれは個人的な意見である。
・10代と「めちゃイケ」
触れないと言いつつやや触れてしまったが、そのことも含め、あのコーナーのあのゲームは、今でも鮮烈な思い出として私の胸の中にある。そういえば「七人のしりとり侍」が終わった後に、ゲームのルールを引き継いで始まった「爆走数取団」も好きだったなぁ……。
あの頃、毎週土曜の夜8時は「めちゃイケ」を見るのが習慣だった。大学生になると、深夜番組は見ても、ゴールデンタイムに決まって見る番組は目に見えて減っていったように思う。10代を「めちゃイケ」と共に過ごした。もしかするとこれは、とても幸運なことだったのかもしれない。長い間、本当にお疲れ様でした。ありがとう、「めちゃイケ」。
参照元:Instagram @okamuradesu
執筆:あひるねこ
Source: ロケットニュース24
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