平成最後の夏休みに見たい「お化けアニメ」5選



※本サイトのコンテンツには、商品プロモーションが含まれている場合があります。



記録的な猛暑からの台風、そしてコミケ……平成最後の夏はジェットコースターのように過ぎ去っていく。気づけばもうお盆の時期だ。

そして、この時期と言えばお化け。というわけで、平成最後の夏休みに見たい「お化けアニメ」を5つ厳選してご紹介したい。

【平成最後の夏休みに見たい「お化けアニメ」5選】

・その1『夏目友人帳』

心に沁みるお化けアニメが『夏目友人帳』だ。背景に描かれる “美しい日本の夏” と叙情的な妖怪たちとのエピソードの組み合わせに思わず涙した人も多いはず。猛烈な夏の暑ささえ風流に思えてしまう風鈴のようなアニメである

・その2『化物語』

心に突き刺さるように尖ったお化けアニメが『化物語』。怪異という化物の存在をテーマにしている本作だが、どちらかと言うと、怪異によって浮き彫りになるのは人のリアルな感情。主人公の潔癖気味な目線も含めて極めて青春的なネジレに満ちている。

リアルタイムで見ている時、エンディングテーマ『君の知らない物語』がストーリーにリンクし、回を追うごとに名曲になっていったのは懐かしい思い出。階段から女の子落ちてこないかなあ。そんなふうに考えていた時期が俺にもありました。

・その3『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』

「青春 × お化け × 女の子」と言えば『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』である。引きこもりの元に死んだ幼馴染がお化けになって現れるというB級映画みたいなコミカルな出だしにもかかわらず、気づいたら毎回号泣させられていた

中でも、エンディングテーマの入るタイミングは必ず鳥肌が立つレベル。最終回では誰もが「メンマー!」と号泣することになるだろう。

・その4『モノノ怪』

前述のアニメほどの知名度はないが、ぜひ1度見て欲しいお化けアニメが『モノノ怪』だ。江戸時代の日本をモチーフにした本作は、外国人から見たような「ジパング感」があふれまくり。その幽玄さに、私(中澤)は、子供の頃の夏に見た『THE八犬伝』を思い出した。




この記事内では、唯一「ホラー」の雰囲気を持つこのアニメ。怖すぎる妖怪と、その脅威に怯える人が見せるドロドロした残酷さが鋭く突き刺さる。ちなみに、この前身の作品として『怪 〜ayakashi〜』の第3話「化猫」があるが、こちらは3話で終わるので入門編に良いかもしれない。

・その5『千と千尋の神隠し』

最後は、もはや説明不要と思われるほどのヒットアニメ『千と千尋の神隠し』だ。スタジオジブリの作品の中でも興行収入No.1 の本作。ふとした瞬間、異世界の境界線を越えてしまう導入部分で惹き込まれない人はいないだろう。

夏の陽炎は、異世界への扉のようである。陽炎立ち上りまくりの今夏こそ、『千と千尋の神隠し』で気分を満喫したい。

──以上、『平成最後の夏休みに見たい「お化けアニメ」5選』をお届けした。なお、『ゲゲゲの鬼太郎』に関しては本当に言うまでもない作品のため、割愛したことを追記しておきたい。

感動から成長まで、お化けアニメには素晴らしい作品がいっぱいある。背筋が冷えるとはちょっと違うけど、いずれも夏を感じることができる作品なので、ぜひ、この休みに見てみてくれ。

執筆:中澤星児
イラスト:稲葉翔子


Source: ロケットニュース24






コメントを残す