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彼女というのは遥か彼方の女と書く。女性は向こう岸の存在だよ……我々にとってはね。と、『新世紀エヴァンゲリオン』の加持リョウジさんは言っていた。事実、男女では感じ方や考え方に違いがある。だからこそ理解は大事だ。
ところで、最近、深夜アニメを見ていて気になったことがある。それは「やたら女同士で風呂に入っている」ということ。『スロウスタート』や『citrus』では、当たり前のように1人用っぽい家のバスタブに複数で入ってるけど、これって女性同士ならありえるの?
・深夜アニメ定番の「風呂回」
「風呂回」と呼ばれ、深夜アニメの定番となっている上記のような回。最近のアニメは、1クール(3カ月)に1話はみんなで風呂に入っている。温泉に行くこともあるが、女の子ばかりが登場する日常を描く系のアニメでは、「誰かの家にお泊り会 → 家の風呂に一緒に入る」パターンは鉄板だ。
要はお色気回なので、今まで普通に受け入れていたのだが、男で考えると家のバスタブはなかなかないシチュエーションである。
・20代女子に深夜アニメの風呂回を見せて聞いてみた
だが、女子会は男にとってそれこそ向こう岸の存在。ひょっとしたら、そこらへんの文化や価値観が違ったりするのかもしれない。というわけで、20代OLのNさんに『スロウスタート』の風呂回を見てもらい、こういったことはあるのか聞いてみた。
Nさん「気持ち悪っ! 狭いし、密着するし、せっかくのリラックスタイムが台無しじゃないですか」
──そんなに嫌ですか。
Nさん「ないです。家のバスタブに女友達と一緒に入るのは無理です。シャンプーリンストリートメント化粧落とし洗顔マッサージ脱毛など、風呂場でやること多いんです! 女子は! 湯船につかるまでに30分以上も自分を磨く作業をする人もいるんですよ」
──どうやら、萌えアニメの風呂回はただの夢のようである。「日常系」なのに、全然日常じゃない! ということは、もちろん一緒に入った経験もないですよね?
Nさん「過去に一回だけ……」
──キマシ! 失敬。続きを詳しく伺いたいですね。
Nさん「その時は、女友達に『ユニットバスに入りたい』と言われて一緒には入りましたが、なんだかめっちゃ疲れました」
──ありがとうございます! どうやら、男が同性に抱くのと同じ感じのようだ。アニメだとあんなにキャッキャしてるのになあ。
突き詰めればおかしいところも多いアニメの描写。だがしかし、その「お約束」にアニメっぽさを感じることもある。夢を守りたいのであれば突き詰めないのが華かもしれない。
Report:中澤星児
Photo:Rocketnews24.
Source: ロケットニュース24
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