※本サイトのコンテンツには、商品プロモーションが含まれている場合があります。
土用の丑の日。多くの人が抱いているだろう そのイメージは、圧倒的に夏であり、圧倒的にウナギだろう。したがって、このクソ寒いさなかに「いや〜もうすぐ土用の丑の日がやって来ますなぁ」なんて言う人がいたら、「寒さのあまり、この人は頭がおかしくなったんですなぁ」と思うかもしれない。だがしかし……!
実は、「土用の丑の日」は冬にもやって来るらしい。というか、春も秋にもあるらしい。……と書いている私自身が数分前まで知らなかったのだが、そういうことのようだ。しかも! 冬の「土用の丑の日」はもうすぐやって来るんだと!!
衝撃の事実を知ったのは、私がネットニュースをパラパラと眺めていたときのことである。Sankei Bizの『1月21日(日)・2月2日(金)は、冬の「土用の丑の日」 ウナギの消費に関する意識調査〜』というニュースタイトルに思わず目が留まったのである。
内容はSankei Biz の方でご確認いただくとして、私が引っかかったのはもちろん、「1月21日(日)・2月2日(金)が土用の丑の日」の部分である。
──1月21日と2月2日が「土用の丑の日」だって!? ♪ そ〜んなバカな、バ〜カな〜♪ と頭の中で神曲が響くなか、色々と調べていくと……! 日本養鰻漁業協同組合連合会というホームページに、こんな内容が記載されているではないか。
「一般的に夏の『土用丑の日』が有名ですが、『土用』とは立春・立夏・立秋・立冬それぞれの前18日間を言い、この間にある十二支の『丑』の日を『土用丑の日』と言います」
──そうだったのか! 夏だけじゃなく、春も冬も秋もあるだなんて!! し、知らんかった……。というか、これってみんな知ってるの? 常識なの?
・5人中1人だけが知ってた
気になったので、編集部内で聞いてみたところ……4人に聞いて知っていたのはただ1人のみ。かろうじて中澤星児だけが、「それ、聞いたことありますわ」と答えたものの、他は全滅。私も含めると、5人中1人だけが冬の「土用の丑の日」を知っているという結果であった。
──と、ここまで読んだら「今年は1月21日が『土用の丑の日』だって!? じゃあウナギを買いに行かなきゃ! 急げーーー!!」と思う人もいるかもしれないが、少し待ってほしい。もう1つ2つ大事なことがあるぞ。
それは、ニホウナギは絶滅危惧種に指定されており、土用の丑の日にウナギを食べることが物議をかもしていること。さらにだ。産経ニュースによると、今期はウナギ大不漁の恐れがあり、前期の同じころと比べて1%程度と低迷しているのだとか。
さらにさらに、「夏のウナギが値上がりするのは必至で、かば焼きは食卓からますます縁遠くなる」のだそうだ。
「マジか……。ウ、ウナギ食ってる場合じゃないわ。というか、食えねえわ……」と思ったあなた! 本サイトでは、「うなぎを絶滅の危機から救う天才的なメニュー」について紹介しているから、そちらも合わせてチェックしてみてくれ。ふざけた料理だと思うかもしれないが、意外とイケるぞ。マジで。
参照元:Sankei Biz、日本養鰻漁業協同組合連合会、産経ニュース
執筆:和才雄一郎
Photo:RocketNews24.
Source: ロケットニュース24
コメントを残す
コメントを投稿するにはログインしてください。