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日本の工業メーカーの中でも屈指の技術を誇るホンダ。高性能な自動車やバイクのほか、世界初の本格的2足歩行ロボット「ASIMO」を開発したことでも知られている。
そんなホンダが何とも興味深いロボットを発表した。新型ロボットの名前は「3E−A18」だ。ASIMOに比べてずいぶんと機械的なネーミング……と思いきや、人の感情を認識するだけでなく、触れた時に心地いいロボットだという。
・世界最大級の家電見本市「CES 2018」で公開
ホンダのHPによると、同社は2018年1月9日から米国ラスベガスで開催されている世界最大級の家電見本市「CES 2018」に出展。新型ロボット4機種、可搬式バッテリー「Honda Mobile Power Pack」を活用した新製品などを公開したという。
同社の公式YouTubeチャンネルでは、ロボットの動く様子を見ることが可能だ。その中も注目したいのが、コミュニケーションロボット「3E−A18」のイメージ動画「Honda | CES 2018 3E-A18 Technical Explanation」である。
・落花生のようなシルエットの丸みを帯びたボディー
なぜなら、「3E−A18」の姿は従来のゴツゴツしたロボット感がゼロ。しかも、落花生のようなシルエットの丸みを帯びたボディーの上部に顔が映し出されていて……超カワユ〜イのだ! 手足などは無く、ASIMOとは全く違ったシンプルなデザインが印象的である。
しかし、シンプルだからといってあなどるなかれ。人の感情を認識して行動をサポートするほか、柔らかい外装や丸みを帯びた親しみやすい形は、抱きしめたり触れた時に心地よく、衝突した際の安全性も考慮しているという。
さらには、あらゆる方向に移動できる機構を搭載しており、どの方向からぶつかっても衝撃を受け流して人と一緒にスムーズに移動するというから驚くしかない。日本屈指の技術を誇るホンダのロボットにこれからも要注目だ。
参照元:YouTube、Honda「3E−A18」
執筆:K.ナガハシ
Source: ロケットニュース24
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