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飲食店に取材に出かけると、突然の営業時間の変更や、臨時休業に遭遇することがある。それならまだマシで、あまり情報のないお店を探し出すケースも稀にある。住所地に行ってみると……店がない! なんてこともしばしばだ。
最近も東京・三田の餃子がうまいと噂の店を探したんだが、店が見つからない!? まさか閉店したのか? 近隣をさまよった挙句にフラリと入ったラーメン屋さんで、私(佐藤)は図らずもウマい餃子と出会うことになったのである。
・目的の店が見つからない!
当初行く予定だったお店は、名前のない「餃子屋」。名前がないから探しようもないのだが、行けば何とかなると思い、JR田町駅からほど近い慶応仲通り商店街を探し回ったのだが、結局目印のはずの赤い暖簾を発見することはできなかった。
もしかしたら、正月休み中だったのかもしれない。時間も14時を過ぎていたので、ランチを終了していたのかも……。そう思いながら、空腹に堪えかねて入ったのが麻布ラーメン慶應三田店 だった。
・二郎 + 天一?
看板の色合いから二郎系を思わせるが、「とんこつ」推しのお店。そうかと思ったら、「あっさり」という表記もある。もしや天下一品と二郎を足して “2” で割った感じか?
予備知識がないので、とりあえずとんこつ特製チャーシューメン(1150円)を食べることにした。ついでに焼き餃子(600円)も注文。餃子はちょっとお高いかな? とも思ったが、とにかく腹が減っていたので、頼むことにした。
注文時に「ご飯かサラダがサービスで付きます」と言われたので、サラダでお願いしたのだが、先に出てきたのはチャーシューメン。
ラーメンは、二郎系でも天一系でもなくとんこつ醤油。
スープには背脂が浮き、こってりとした味つけだ。
麺は中太、濃いスープと麺がよく絡んでウマい。味は全体的に甘めなので、好みで卓上の薬味ネギ・キムチもやしを乗せて、自分好みに調整しよう。
・餃子は想定外だった!
ラーメンを半分くらい食べたところで餃子がやってきた。正直なところ、餃子に対してはまったく期待していなかったのだが、実物を見ると明らかにウマそうだ!
1個が大ぶりで、中には餡(あん)がしっかりと入っている。
このサイズなら600円でも納得。食べると中から肉汁がジワリ!
これはビールを飲みたくなる味。メニューを見ると、おつまみもなかなか充実している。ここは、飲みのシメにはもちろんのこと、飲みもイケる店!! ……こうして、図らずも遭遇したウマい餃子に、私は満足したのだ。
・今回訪問した店舗の情報
店名 麻布ラーメン 慶應三田店
住所 東京都港区芝5-14-14
営業時間 11:00~翌5:00
定休日 日曜日
Report:佐藤英典
Photo:Rocketnews24
Source: ロケットニュース24
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