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ピザハットの女性店員が解雇された。彼女が放った強烈なジョークが、客の気に障ったからだという。
一体どんなジョークを言ったのだろう? と気になるが、ネット上でも本件をめぐって様々な意見が交錯している。ジョークがヒドすぎるという声に、解雇に追い込んだ客に向けられたバッシング、ピザハットの対応への批判などなど……。詳しくお伝えしたい。
・海外ではピザと一緒に「ジョーク」が注文可!?
海外では、宅配ピザを注文する時、ピザと一緒にジョークやイラストを頼むことができる。依頼を受けた店は、ピザボックスのフタの裏に簡単なジョークやイラストを書き込み、ピザと一緒に客にお届けするのだ。
・ある兄弟がジョークを頼んだところ……
この度、米ヴァージニア州に住む12歳と15歳の兄弟が地元のピザハットにピザと共にジョークも頼んだそう。すると、ある女性従業員によって以下のようなジョークが書かれ、お届けされたとのこと。
「ピザデリバリーのドライバーと婦人科医の共通点とは? 両者とも匂いは嗅げても食べられない」
・客「とても不適切」とSNS上にアップ → 従業員はクビに
このジョークにショックを受けたのが、彼らの母親だ。彼女はジョークの写真をSNS上にアップしては……
「とても不適切なジョーク。ものには時と場合がある。頼んだピザの箱の裏にこんなことを書いてイイはずがない」
……と訴えた。
SNS上で話題となった写真は、ピザハットの知るところとなる。ジョークを書いた従業員は、ショックを受けた女性客に謝罪の電話もかけたそうだが、結局は解雇されてしまうことになる。客が店に解雇を求めた訳ではないという。
・ネット上では様々な声が
本件について、ネット上では様々な声が聞かれている。写真をSNSにアップした女性客に対しては、「あなたみたいな堅苦しい人が、みんなの楽しみを奪うんだ」などと非難する声が寄せられているそう。
だが多くのネット民が怒っているのは、従業員が解雇に追い込まれたことのようだ。SNS上ではハッシュタグ #JusticeForPizzaGirl(ピザガールに正義を)が立ち、「クリスマス前なのに解雇するなんてヒドい」「客のリクエストに応えたのにクビなのか」といった声が挙がっている。
従業員が働いていた店のFacebookページにも、多くのコメントが寄せられている。「ヒドいジョークなので、解雇して当然」などの意見も見られるが、そのほとんどが解雇に対する非難だ。
とはいえ、たしかにこのジョークは下品で、気分を害す客が存在するのも頷ける。不適切すぎるとして、ジョークのオチの部分(両者とも匂いは嗅げても食べられない)を掲載しないメディアも多いのだった。
参照元:abc7、indy100、Daily Mail、Facebook(英語)
執筆:小千谷サチ
Photo:RocketNews24.
Source: ロケットニュース24
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