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丼にご飯を盛り、その上に肉をたっぷりと乗せる。余計なものはいらない。それだけで十分にウマい。男のためのB級グルメだ。「全国丼グランプリ」東日本肉丼部門で4年連続金賞を受賞している「札幌軒」の肉丼は、まさにそういった代物である。
豚肉、玉ねぎ、ニラを特製ダレで炒め、ご飯の上にドカンと乗っけただけのシンプル極まりない内容にもかかわらず、これがなかなかどうして、抗いがたい魅力に溢れているのだ。この丼が嫌いな男子学生は即・退学処分とするので注意されたし。
・4年連続金賞の肉丼
東京メトロ、茗荷谷(みょうがだに)駅の真ん前にあるビル。その中に入っているのが「札幌軒」だ。茗荷谷で札幌とはこれいかに。が、そんなことを気にする必要はない。これから食べる丼に全神経を集中させるのだ。
名前から察する通り、こちらはラーメン屋である。しかし、今や看板メニューとなっているのが、「全国丼グランプリ」で4年連続金賞を受賞している『肉丼(税込740円)』だ。2014年の第1回以来、毎年受賞とは並じゃねえ。さあ、その実力とやらを見せてもらおうか。
・混雑する店内
お昼時に入店すると、店内はカウンターとテーブル共にほぼ満席。圧倒的な野郎率だが、女性の姿もチラホラ見られる。いいバランスだ。ラーメンが550円と良心的な価格で好感が持てるものの、今日の目的は肉なのでまた後日。より体中で肉を感じるべく、200円プラスして肉大盛りをお願いした。
・肉まみれの武骨な丼
面白いことに、席に着くと問答無用でもやしが出てくる。無料のお通しみたいなものだろうか。その次にスープ、そして愛しの愛しの肉丼ちゃんが、ドカーーーーン! 武骨ッ……。武骨すぎるぜそのルックス!!
ガーッと炒めてそぉい! と盛ったかのような、飾りっ気なしの豪快な丼だ。そうそう、こういうのを待ってたんだぜ。肉を大盛り(1.5倍)にしたため、肉からの圧がハンパない。ゼロ距離でガンつけられているかのようである。お? やんのかコラ!!
・ガッツリした濃いめの味付け
こうして、私(あひるねこ)と肉丼とのタイマンが始まった。肉をガッと口の中に放り込むと、うおおおおッ! 味が濃い!! この甘じょっぱいタレの、えげつないまでの破壊力はどうだ。しょっぱいと思わせる寸前までアクセルを踏んできやがる。ワレェ、やるやんけぇ……。
互角の戦いを繰り広げながらガツガツと食べ進めると、下の方がつゆだくになっていることに気付く。タレが染み込んだご飯と、紅ショウガとの相性がバッチリだ。ワレェ、可愛いとこあるやんけぇ……。そこへさらに生卵(50円)を投入すると……オラァァ! 完璧やんけワレェェェェェェエ!!
・これぞ男飯
一気に完食したやんけワレェ。しかしこの肉丼。お店で食べているのにお店っぽくない味というか、どこか温もりを感じるやんけワレェ。まかない飯のような雰囲気で、そこがまた男飯っぽくて気に入ったぞ。学生は絶対行くべし。必修だからなワレェ。
・今回ご紹介した飲食店の詳細データ
店名 札幌軒
住所 東京都文京区大塚1-4-10 銀嶺ビル 2F
時間 11:00~24:00
休日 日曜
参考リンク:全国丼グランプリ
Report:あひるねこ
Photo:RocketNews24.
Source: ロケットニュース24
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