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また新たに日本人スポーツ選手による偉業が達成されようとしている。なんと、WWE所属のプロレスラー「中邑真輔(なかむら しんすけ)」が、業界屈指のビッグイベント・サマースラムのメインイベントに出場することが決定したのだ!
例えるならば、ヤンキースの松井秀喜がワールドシリーズに出場するようなもの、テニスの錦織圭がウィンブルドンの決勝に進むようなもの、サッカーの香川真司がチャンピオンズリーグで10番を背負うのと同レベルの快挙なのである!!
・とんでもない快挙
2016年からそれまで所属していた新日本プロレスを離れ、世界最大のプロレス団体・WWEに移籍した中邑真輔。その後、着実にキャリアを積み重ね、現地時間2017年8月21日に開催される「サマースラム」にて、王者「ジンダー・マハル」が持つWWE王座に挑戦することが決定した。
サマースラムとはWWEが年4回開催するビッグイベントのひとつで「レッスルマニア」「サバイバーシリーズ」「ロイヤルランブル」と並ぶ、注目のリング。テニスで言うところの、全米・全豪・全仏・ウィンブルドンと同じ、4大大会に位置付けられる。
しかもメインイベントでWWE王座に挑戦ということは、決勝戦に進出するのと同レベル。もちろん日本人では初となる快挙だ。時代が違うので一概には言えないが、あのジャイアント馬場、グレート・ムタらと並ぶ……いや、それらを凌駕した一大事といっても過言ではないだろう。
・中邑真輔とは
いわゆるプロレス暗黒期とされる2000年代初頭にデビューし、総合格闘技のリングにも立った中邑真輔。そちらのセンスもあっただけに、当時は会社の意向や某カリスマの無茶ブリに振り回されがちなルーキー時代を送った。
やがてプロレスにどっぷりハマっていくと、決して注目の大きくないリングでも棚橋弘至らと激闘を繰り広げ、新日本プロレスのエースへと成長。プロレスブームが再燃するまでの10年弱、最前線で業界を引っ張り続けた。その中邑が……! プロレスファンならば涙せずにはいられない。
さらに付け加えるならば、英語が出来ないとメチャメチャ不利な環境であるにもかかわらず、今回の偉業達成である……マジで、マジで、マジでスゴイ!! つまり現在の中邑は「WWEで最も客を呼べるレスラーの1人」ということなのだ。
ついに世界の頂点に挑む日本人スーパースター中邑真輔。全世界が注目する一戦は、現地時間8月21日にゴングだ。もうここまで来たらベルト取っちゃえ! イヤァァァオオオオ!!
参考リンク:WWEオフィシャルサイト
執筆:P.K.サンジュン
Photo:© 2017 WWE, Inc. All Rights Reserved.
Source: ロケットニュース24
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