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2017年10月上旬からglo(グロー)が全国販売を開始し、いよいよ本格的な競争が始まった加熱式タバコ。すでにどこでも置いてあるiQOS(アイコス)の存在はもちろん、JTのPloomTech(プルーム・テック)も2018年には全国で購入できる予定で、さらなる戦国時代となりそうだ。
最近では公共の喫煙所で加熱式タバコを吸っている人も増えたが、ほぼ臭いがないなどメリットがある一方で何かと困るのが電池切れ。本体は2個持ちするのも重いし……という人も多いだろう。そこで打開策として、スティックを燃やして吸うとどうなるのかやってみることにした。
・ニコチン中毒度はノーマル
まずは私(筆者)のニコチン中毒度(スペック)から触れておこう。喫煙歴は10年以上。禁煙を試みるも、挫折した回数は数え切れず。朝起きたら即一服。コーヒーを飲んでは一服、お酒を飲めば吸いまくってしまう……という絵に描いたようなスモーカーだ。ただ、1日2箱には届かないので、健全なニコチン中毒者と言っていいだろう。
ちなみに加熱式タバコはアイコス、プルーム・テック、グローの主要3社をすべて吸った。最初に吸い始めたアイコスは、紙巻きタバコに戻したらヤバいことになってからそれっきり。プルーム・テックは取り扱いが楽だったが、ガツンとくる感じが物足りなかったため、今のところ遠ざかっている。
そしてそんな時に彗星の如く現れたのがグローであるが、強メンソールが優秀すぎて吸い続けているといったところだ。現在は紙巻きタバコとグローの二刀流プレイヤーになっている……と少し前置きが長くなってしまったが、本題に入ろう。スティックをそのまま燃やして吸うと、一体どうなるのだろうか。
・グローを燃やして吸ってみた
とりあえず、個人的に加熱式タバコ史上最強の味と思っているグローの強メンから。そのまま口にくわえると、長さ的には紙巻きタバコの「パーラメント」のような感じで、ちょっと高級感があって興奮する。ただ、問題は吸ってみてから。おそるおそるシュボッと火をつけてみると……煙がモワッ! あらまぁ、なんということでしょう!!
これがビックリ……メチャクチャ普通に吸えてしまった。加熱式でガツンと来る強メンらしさは、燃やしてもほぼそのまま。煙が出てくる感じも、何ら紙巻きタバコと変わらず、しかもきっちりスッーとするから健全なニコチン中毒者も満足の吸いごたえだったのである。
一応、パッケージに「火はつけないでください」と明記されているが、正直イケる。禁止されているけど、間違いなくイケた。では、他の加熱式タバコはどうだろう。さすがにプルーム・テックのカプセルは燃やせないので、続いてはアイコスのスティック(メンソール)を燃やすことにした。すると……!!
・一方のアイコス
吸ったことのある人ならお分かりだろうが、普通の紙巻きタバコの半分くらいしかないアイコス。ライターの火が近いこともあって、いろんな意味でドキドキしながら火をつけてみると……あれっ?
火がつくことはつくが、スティックに葉がぎっしり詰まっているからなのか全体になかなか燃え広がらず。一応、煙が出てスッーというメンソール味もしたが、途中で火は消えてしまい、満足のいく結果は得られなかった。
なお、こちらもパッケージに「火をつけないでください」とバッチリ書かれている。ていうか、ただでさえアイコスのスティックは短いので燃やすことに1ミリもメリットなし。電池切れで燃やして吸うくらいなら、ダッシュで紙巻きタバコを買ってきて吸う方がいいだろう。
意外に吸えることは吸えた加熱式タバコのスティックだが、グローとアイコスのどちらも専用機での使用が絶対だ。とにかく真似厳禁。思わぬアクシデントが起きる可能性があるので、本体の電池が切れたとしても我慢しよう。決して火をつけて吸うことはせず、本来の味わいを楽しんで欲しい。
Report:原田たかし
Photo:RocketNews24.
Source: ロケットニュース24
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