存在そのものが “異次元” 級! ロックバンド「人間椅子」の新譜がオリコン18位を記録 / デビュー28年で偉業を果たす



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デビューから28年、メジャーレーベルからインディーズに移籍した後、再びメジャーに返り咲いたロックバンド「人間椅子」。彼らの辿った足取りは、他に類を見ない稀なものであることは、これまでにお伝えしてきた通りだ。そしてまた、前例のない偉業を成し遂げた。

最新アルバム『異次元からの咆哮』がオリコンチャート18位にランクインしたのだ。これはバンド史上最高の順位。一度は表舞台から姿を消したと思われていたのに、今では光の道を歩んでいるように見える。もうすぐ30年の節目を迎えるというのに、ますます勢いを増すバンド。それが人間椅子だ。

・年を追うごとに、チャート上位に

彼らは「スロー出世」のバンドと呼ばれているようだ。大抵のバンドはデビュー時の勢いに乗って、チャート上位に食い込むものだ。その先10年で、9割くらいのバンドがシーンから姿を消したり、諸々の事情で解散とか活動休止に至る。

そう考えると、28年もの間、バンドが継続していること自体が奇跡。それなのに、彼らは年を追うごとにチャートの順位をじわりじわりと上げている。もはや、業界の理屈とか常識では割り切れない。まさしく「異次元」の存在である

・全国9カ所でリリースツアー

そんな彼らのリリースツアーは10月31日からスタートし、全国9カ所でライブが行われる。それに先立って、ニコニコ生放送(帰ってきた人間椅子倶楽部)を実施した。

ニコ生では毎回、本編の半分がトークで残りの半分が演奏となっている。演奏パートでレア曲をやることが多く、ファンからの支持も高い。今回ギターボーカルの和嶋慎治氏は、バイオリンの弓でギターを弾く「ボウイング奏法」を披露。お気に入りの「テルミン」も持ち込み、配信を通して視聴者を魅了した。




・ファイナルを見よ

リリースツアーのファイナルはZepp Diver City(東京・お台場)。全国をまわってファイナルを迎える頃には、新譜の曲もしっかりと身体に馴染み、あぶらの乗り切った状態で演奏を迎えるはず。人間椅子を知る人はもちろん、まだライブを見たことがないという人は、ファイナルを見ることをオススメする。3人の繰り出す異次元級の音に、圧倒されることだろう。

参考リンク:人間椅子公式ページ
Report:佐藤英典
Photo:Rocketnews24


Source: ロケットニュース24






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