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ハンバーガーの定義とは何だろう? ハンバーグをバンズで挟めば条件は満たしそうだが、チキンやフィッシュを挟んでもハンバーガーはハンバーガーだから「バンズに具を挟んだ食べ物」ならば、とりあえず “ハンバーガー” と呼んで差し支えないだろう。
今回ご紹介するフレンチバーガーは、そういう意味でギリギリハンバーガーの条件を満たしている。果たして斬新すぎるグルメ「フレンチバーガー」とはどんなハンバーガーなのか? 以下でご覧いただきたい。
・大木屋プロデュース
2017年3月にオープンしたSaplingは「肉のエアーズロック」で有名な日暮里のもんじゃ店「大木屋」がプロデュースするお店である。フレンチはフランスではなくフレンチトースト、つまりバンズがフレンチトーストのハンバーガーなのだ。
さらには中身の具もハンバーガーではない。チキンや大木屋名物のメンチカツ、そして何より「肉のエアーズロック」でも使用されている、オージービーフの最高級リブロースなどを挟み込んだ斬新な一品である。
噂を聞きつけ渋谷のSaplingに足を運んだのは、平日の開店直後。席が選び放題だったので、調理の様子がライブ感覚で楽しめるカウンター席に着席した。注文したのは店員さんオススメ「フレンチステーキバーガーのプレーン」で、価格は税込1350円だ。
・カウンター席が楽しい
目の前の鉄板で、まずはバンズになるフレンチトーストを焼き上げていく。同時進行で目玉焼きやステーキ肉を手際よく調理する様子は見ていて普通に楽しい。5分ほどで完成したフレンチバーガーは、インスタ映えするフォトジェニックな一皿である。
フレンチトーストのバンズに挟まれているのは、肉・目玉焼き・トマト・レタス・玉ねぎ・ガーリックチップ、そして “カリカリの牛脂” だ。味付けはプレーンなので塩コショウのみ、さてそのお味とは……?
・完成度の高いウマさ
一口頬張ると、当然ながら口当たりはソフトかつかなりジューシー。バンズ自体には砂糖などで甘さが加えられておらず、たまごと牛乳の風味が優しい甘くないフレンチトーストである。……んでもって肉がウマい! あの「肉のエアーズロック」と同じ肉なので当然といえば当然だが、プレーンでも肉本来の旨味が十分に伝わってきた。
肉は薄めにカットされているので、噛み切れないということがなく、ハンバーガーとしてのまとまりもしっかりある。さらにはカリカリの牛脂がアクセントになっていて、完成度の高い美味しいハンバーガーであった。ただし、ボリューム的にはそれほどでもないから「腹いっぱい食いてえ!」という人にはあまりオススメできない。
とはいえ、新食感のフレンチバーガーは今後ブレイクの可能性も大いにある。新しいもの好きな人はぜひチェックしてみてはいかがだろうか? なお、インスタグラムにフレンチバーガーを投稿したらその場で290円引きになったから、インスタユーザーはぜひ覚えておこう。
・今回ご紹介した飲食店の詳細データ
店名 Sapling(サップリング)
住所 東京都渋谷区神南1-17-2 DIX神南1-2F
時間 月~土11:30~22:30 / 日祝11:30~21:30
休日 無休
参考リンク:Sapling
Report:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.
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Source: ロケットニュース24
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