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滴るようにキラめく刃、完成された曲線美……日本刀は、武器としてだけではなく美術品としての評価も高い。中でも、天下に名だたる名刀5振りは「天下五剣」と呼ばれている。
お宝中のお宝であり、普段お目にかかる機会もなかなかない天下五剣。なんと、その中で最も美しいと言われる『三日月宗近』が、東京国立博物館で展示されているぞ! というわけで、さっそく見に行ってきた!!
・『刀剣乱舞』でもお馴染み
国宝である三日月宗近が製作されたのは平安時代後期。以降、豊臣秀吉、徳川家など権力者の元を渡り歩き、現在は、東京国立博物館に所蔵されている。
ちなみに、刀剣を擬人化したブラウザゲーム『刀剣乱舞』では、初期の頃からお馴染みのキャラで、このゲームを機に三日月宗近を知った人も多いのではないだろうか。
・本日から展示開始で長蛇の列
本日2017年7月19日から開始された展示においても、ゲームファンと思われる女性が長い列を作っていた。ちなみに、撮影は1枚のみで、もう1枚撮りたい場合は列に並びなおしというシステム。そのため、私(中澤)を含め、撮影が終わったら後方へと列をぐるぐる回る人が続出。アイドルの握手会かよ!
・凛とした優雅な姿
それはともかく、三日月宗近は美しかった。特徴と言われる打ちのけ(刃の模様)の三日月模様は「コレかな?」という程度しかわからなかったが、磨き抜かれた刃と曲線を伝う光が艶めかしい。
そのオーラは静かに空気を切るようで、凛として優雅。まさに平安の世を表すようなひと振りだ。なお、三日月宗近の展示は本館13室にて10月15日まで行われる。日本刀ファンは、この機会に優雅なその姿を目に焼き付けよう。
参考リンク:東京国立博物館(トーハク)
Report:中澤星児
Photo:Rocketnews24.
Source: ロケットニュース24
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