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福岡といえば、ラーメンにもつ鍋、さらには明太子! 一昔前ならそんな定説ばかりだったが、時代の流れもあってか徐々に変化。とんこつ以外のラーメンが少しずつ出店しているかと思えば、コシのない博多うどんが全国区でも有名になってきている。
中でも必ずと言っていいほど名前が挙がるのが、福岡県博多区にある「葉隠うどん」。ここはミシュランガイドのビブグルマンを獲得したことがあるお店だが、実際に行ってみたら想像以上の実力店で驚いた。
・博多にある実力うどん店
その「葉隠うどん」があるのは、博多駅から徒歩10分くらいのところ。駅の中心から近くも遠くもなく、ざわざわした感じがちょうどなくなる住宅街に佇んでいた。お昼の行列ができる時間帯は避けたいので11時の開店すぎに訪れたのだが、まずそこでビックリさせられた。なぜなら……
なんと店内に入ると、ほぼ満席状態で行列寸前。滑り込みも滑り込みでギリギリだったのだ。開店から人が押し寄せるとは、そんじょそこらの飲食店ではなかなかないため、行列に並ばずにホッとしたのと同時に期待が高まった。
・定番メニューを注文
厨房の前のカウンターに通され、福岡のうどんで外せないごぼう天(430円)、かしわごはん(180円)を注文。うどんを作る様子を眺めながら待つことしばし……いよいよミシュランも認めたうどんとの対面である。
ごぼう天は、どデカいものが多い福岡で珍しい薄くスライスされたタイプ。見た目からすでにウマそうだが、実際に食べてみるとこれがヤバかった。というのも、麺にほとんどコシがないだけではなかったのだ。
ただ柔らかいうどんならそれなりにあるが、同店のうどんは喉越しがいい。スルスルと胃へ吸い込まれる感覚はこれまでにないもの……な、何これっ……と食べながら昇天。さすがの実力店といったところか、思わず唸ってしまう一杯であった。
・人生の先輩が多い店
そしてうどんだけでなく、お客さんの一人一人を観察していると思わぬ発見もあったのが『葉隠うどん』。若者や家族連れも多いが、年配の人たちが多いのも印象に残った。人生の先輩たちが集う飲食店に間違いなし。頑固そうなおじいちゃんが慣れた感じで注文し、幸せそうな表情で帰っていくだけで、いかに愛されているのかわかる。
また、注文に耳を澄ましていると、ごぼう天はもちろん、えびかき揚げを頼む人も多かったことを追記しておきたい。実際に行く人は覚えておいて損はないだろう。味がいいだけでなく、値段もリーズナブル。これで人気店にならない訳がないだけに、ミシュランが掲載したのも必然だったか。
・今回ご紹介した飲食店の詳細データ
店名 葉隠うどん
住所 福岡県福岡市博多区博多駅南2−3−32
時間 11:00〜15:00 / 17:00〜21:00
休日 日曜祭日
Report:原田たかし
Photo:RocketNews24.
Source: ロケットニュース24
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