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誰にでも大好物な食べ物があって、「死ぬ前に絶対食べたい料理」があるのではないかと思う。
海外の刑務所では死刑が実行される直前に、死刑囚が最後の食事を自分で選べる場合がある。そこで、ある死刑囚が「最後の晩餐を自分で作りたいから」との理由で刑務所でレストランをオープンし、毎日料理に励んでいるというのである!!
・インドネシアで死刑を宣告されたロシア人青年
英ニュースサイト『Mirror』によると、「最後の晩餐を自分で作りたいから」との理由で刑務所でレストランを始めたのは、ロシア人の青年ローマン・カラシュニコフさんだ。
彼はバリで休暇を過ごすためにインドネシアに入国した際、約3キロの大麻を密輸しようとした罪で逮捕され、死刑を宣告されてしまったというのだ。
・レストランをオープンして大好評!
刑務所で時間を持て余していた彼は、ドイツ出身でシェフだった受刑者と共に「Breakfast&Lunch by SoulKitchen:ブレックファスト&ランチ・バイ・ソウルキッチン」と名付けたレストランを刑務所にオープン!
ロシア料理を紹介したいという思いもあり受刑者仲間に故郷の味を振る舞ったり、パンケーキやBLTサンドなどを作って大好評となり、毎日厨房で大忙しなのだとか。
・減刑されて最後の晩餐を作らなくて済む可能性も!?
そして、英ニュースサイト『express』によると1日に15~20皿の料理が売れ、7~14ポンド(約1000~2000円)を売り上げているという。死刑を宣告されたローマンさんだが、8万5176ポンド(約1200万円)を当局に支払えば服役8年に減刑されることも考えられるとのことで、最後の晩餐を作らなくて済む可能性もあり得そうだ。
毎日シェフとして忙しくしていれば、あまり死刑のことを考えずに過ごせるのではないだろうか。ローマンさんが、最後の晩餐に何を作りたいのか気になるところである。
参照元:Twitter @DailyMirror、Mirror、express(英語)
執筆:Nekolas
Source: ロケットニュース24
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