【性差別】ディズニーが「女性がアニメーターになれるわけがない」と応募者に送った1938年の不採用通知が衝撃的!



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以前にロケットニュースで、「ある男性が ‟女性の名前” を使って仕事をしたら“地獄” を経験 / 社会に根付く問題の深さを痛感した」との記事を紹介した。

いまだに社会から消えない性差別……。そんななか、1938年にディズニーが仕事の応募者に「女性がアニメーターになれるわけがない」と、女性を頭から否定した不採用通知を送っていたことが発覚し、ネットで物議を醸している。

・ディズニーが女性応募者に送った不採用通知が衝撃的!

英ニュースサイト『Mirror』によると、1938年にウォルト・ディズニー・スタジオが、アニメーターの仕事に応募した女性に性差別的な不採用通知を送っていたとのこと。

1938年といえば、今から79年前……。現代でも社会における性差別がなくならない状態なのに、20世紀初頭の当時で、職場における男女平等が確立されていたとはとても言えないだろう。

・「女だから」というだけの理由で却下!

とはいえ実力も確認せずに、「女だから」という理由だけで頭ごなしに否定されたら、一体どんな気持ちになるだろうか!? では、ディズニー・スタジオが女性応募者に送ったという不採用通知の要約を以下に紹介することにしよう。

「若い男性のように、女性が従事できるアニメ作品に関するクリエイティブな仕事などありません。この理由から、女性は(アニメーターの)養成学校にも受け入れられません」

と、思いっ切り性差別的な理由で、採用だけでなく養成学校への入校まで断っているのである! 続けて手紙には、「女性ができる仕事はトレーサーか色を塗るペインターの仕事だけで、応募したければ自分の作品をスタジオに持参してください」と書かれている。




・現代だったらネットで大炎上!?

かなり時代のギャップを感じさせる内容ではあるが、もしこれが現代だったら訴訟問題に発展する可能性大だし、ネットで大炎上することは容易に想像できてしまう。

現在ウォルト・ディズニー・スタジオでは、多くの女性がクリエイティブな職に就き大活躍しているが、こんな不採用通知を見ると、どれだけ当時に性差別がはびこっていたかを嫌でも痛感してしまう。

20世紀の頃に比べたら状況が改善されつつあるとはいえ、職種によっては男性優位である場合も少なくない現代。79年後……いや、もっと近い将来に、男女不平等や性差別が一切なくなっている世界が実現することを願うばかりだ。

参照元:Twitter @historyepicsMirror(英語)
執筆:Nekolas


Source: ロケットニュース24






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