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“ご朱印ガール” なる新語まで飛び出すほど、ここ数年盛り上がりを見せている御朱印帳集め。神社やお寺などの仏閣でいただける、ありがたい御朱印を収集する趣味のことである。おそらく「御朱印帳を持っている」という人もかなり増えたのではないだろうか?
御朱印帳集めが盛り上がりを見せる中、転売目的で御朱印を集める不届き者の存在も問題になっているが、2017年6月18日、茨城県の守谷総鎮守八坂神社が転売された同神社の御朱印をネットオークションで発見、怒りのツイートを綴っている。
・由緒正しい神社
約1200年前の大同元年(806年)9月27日守谷市本宿天の窪と呼ばれる地に、誕生したという守谷総鎮守八坂神社。現在の本町に遷座されてからも約400年の歴史を持つという由緒正しい神社である。
その守谷総鎮守八坂神社が6月18日に投稿したツイートは、24時間足らずで2万回以上リツイートされるなど、大きな反響を呼んでいる。
「ヤフオクで当社の御朱印帳が出品されていました。すでに落札されていまして社頭頒布の約3倍近い値段で落札されていました。神社頒布品をオークションに出品し利益を得る行為は許せません。頒布品は祓いをし神徳を得られるように祈願しております。一般商品とは違うものなんです。もう来ないで下さい」
当然、守谷総鎮守八坂神社に賛同する声の方が圧倒的に多いものの、中には「買ったものを人がどうしようと勝手でしょ」「だったら転売禁止って書けよ」などという意見もあるから驚きだ。反響の大きさに守谷総鎮守八坂神社も驚いたようで、翌日以下のようにツイートしている。
「朝、出社するとRT数が1万を超えて驚きました。色々な意見があるのだなと思います。何と言いますか、神社と皆様とは祭(祀り)を通して心の繋がり形成し、それによって人の縁が結ばれ、幸を紡いで行くのだと思います。その事を心がけてこれからも仕事をしていきたいと思います。有り難うございます」
「140字で話すのは難しい。足らない。転売目的の方は来ないで下さいと言うことです。言い方が悪くてごめんなさい。神社には郵送の依頼も来ます。御朱印帳に限らず頒布品はネット通販や郵送はお断りしています。神社は本人または家族等が参拝し頒布品を頂くのが基本なんです。それはご理解ください」
御朱印とはそもそも、本人や家族が仏閣へ足を運び、参拝した証拠としていただけるものである。仏閣によっては御朱印をもらう際「参拝は済まされましたか?」と聞かれることもあるほどだ。現状では盛り上がりを見せるほど御朱印の転売もまた盛んになってしまっているが、あなたはこの件についてどう思うだろうか?
参照元:守谷総鎮守八坂神社 、 Twitter @m_yasakajinja
執筆:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.
Source: ロケットニュース24
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