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あー寿司食いたい! 寿司が食いたいでござる!! 365日、毎日寿司でもいいよ~。日本人が愛してやまない、文化の極みたる寿司。寿司は今や海を越え、世界中で食べられるようになった。そりゃそうだ、だってウマいもん。
ところで、本日6月18日は「国際寿司の日」らしいぞ。さすが偉大なお寿司さまはスケールが違いますな~。実は我々ロケットニュース24の記者たちも、海外で寿司を食べた経験が意外とあるのだ。そこで今回は、世界の寿司事情をまとめてドドンとお送りしちゃおう! と張り切った結果、想像以上のカオスが生まれることに。
・世界の寿司
日本の寿司がウマいのは当然として、海外の寿司って実際どうよ? 速攻で結論から書くと、国によってピンキリ。日本人が食べても十分おいしかったり、マジのマジにゲロマズだったり様々だ。それでは、私(あひるねこ)を含めた5名の記者が、現地で実際に食べた海外の寿司をお送りしよう。
・香港「明将寿司」
寿司は、最も有名な日本料理のひとつだ。もはや海外、とくに近隣諸国では日本クオリティーのものが食べられても不思議ではないと思われていた……がしかし! そんな思い込みをブチ壊してくれたのが香港の「明将寿司」である。
明将寿司のオリジナルメニューは、ローカル化なんて可愛いものじゃない。小豆とマヨネーズを和えた「小豆軍艦」、「コーラゼリー寿司」など次々と伝説ネタを世に送り出し、その独創性に香港人も「あれは日本の寿司やない。『明将寿司』という食べ物や」と言うほど。ネタ要素満載&低価格なこともあり、若者に人気だったそうだ。私が、実際に訪れた際も行列ができていた。
トンデモさも含めて愛されていたと言っていい。しかし、数年前から業態が変わり始め、現地情報によると、現在、回転寿司として営業している店舗はごくわずかとのこと。興味がある人は早めにチェックしておくべきだろう。レジェンドが本物の伝説になってしまう前に(沢井メグ)。
・オーストラリア「OISHII SUSHI」
「寿司は世界中で食べられている」とは聞いていたが、旅行先のオーストラリアで見た寿司屋の数は1つや2つじゃなかった。ショッピングモールには必ず寿司屋が入っているし、車で走っていても至る所で「SUSHI」の字を見つけた。
とはいえ、本格的な江戸前寿司ではなく、テイクアウトの寿司屋が多かったように思う。要するにファーストフードの1つとして寿司が受け入れられているようだ。味は感動するほどウマい! ……ってことはないが、普通にウマい。少なくとも、日本のスーパーの寿司と同じくらいはウマかった(P.K.サンジュン)。
・中国「元気寿司」
中国の回転寿司。ここまでヤバさしか感じないワードも珍しい。回っているのがそもそも寿司ではないとか、きっとこちらの想像を飛び越えてくるはずだ。なんなら回転すらしていない可能性もあるしな。だがしかし、出てきたのはただのウマい寿司だった。
いやいや、何かオモロイこと起これよ。と、次々に頼んでも、次々にウマい寿司が来るばかり。トロサーモンとか無駄にクオリティー高いし、こんなん中国ちゃいますやん……。後に実は日本の企業の出店であることがわかったのだが、店員の質も含め、中国にあるまじき姿に驚愕の嵐だったアル(あひるねこ)。
・キューバ「Bella Cubana」
そもそも、キューバで寿司を食べられる場所はほとんどない。「大多数のキューバ人が一生口にすることがない食べ物」といっても過言ではないだろう。それほど、寿司はキューバに浸透していない。だけど……一応、寿司屋はあるっちゃーある。お金持ちが泊まるような超高級ホテルとかに。
私が食べたその味は、「クッソまずい」の一言に尽きる。ネタは臭くて、シャリはベチャベチャ。刑務所で出たら、人権問題に発展するレベルだ。単なるマグロなのに、なぜここまでマズくなるのか。不思議で仕方がない寿司であった。なお、4貫食べるのに1時間かかってしまった。辛かった(和才雄一郎)。
・フランス「PLANET SUSHI」
単なるマグロの握りなのに常軌を逸するほどマズいものが出てくる寿司屋もあれば、「こんな組み合わせあったのか!」と目からウロコが落ちる創作寿司が出てくる店もある。フランスで人気の寿司チェーン「プラネット スシ」はまさに後者で、日本では珍しい味なのだがイケるのだ。
例えば、イチゴとシャリをクレープの皮で巻いた寿司なんて「マズそう」って思うでしょ? それが食べてみると……意外や意外に「アリ」だった。その他の寿司ネタに関しても、味のレベルは決して低くない。むしろ、日本人が知らない寿司の楽しみ方を色々と生み出している印象であった。さすがフランスやで(和才雄一郎)。
・ケニア「Haru」
何年か前にケニアでは、静かなる「焼きうどんブーム」が起きていた。となると当然、日本食への興味も高まっていくわけで、首都ナイロビには数軒の「寿司屋」が店を構えることになるのだが、どの店も「マジで吐きそう……」ってほどにマズかった。具体的に何がどうマズいのかというと、「ネタが死ぬほど生臭い」のである。
よって、ケニアでは積極的に寿司を食うべきではない。だがしかし! ナイロビ郊外の高級住宅エリアに店を構える『Haru(ハル)』だけは例外だ。ネタの生臭さもなければ、天ぷらも見事で、なにより板前たちへの教育が見事すぎる。店主は韓国人であったが、日本人が食べても納得の日本食を提供していたのであった。あっぱれ!(GO羽鳥)
・結論、日本の寿司最強
いかがだっただろうか。意外とウマかったりクソまずかったり、世界の寿司事情は複雑である。しかし、だからこそ日本の寿司の素晴らしさが光り輝くというのもまた事実。今回、世界の寿司をまとめていて、「日本人でよかったぁ……」としみじみ思ってしまった次第である。
執筆:あひるねこ
Photo:RocketNews24.
Source: ロケットニュース24
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