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最近は、違法薬物の密輸に無人航空機のドローンが使用されたり、国境の壁に大麻を放り込む巨大なパチンコが設置されたりなど、アっと驚くような方法が登場している。
そんななか、背中に200粒近くのドラッグ「エクスタシー」を積んだ鳩が保護されたという。どうやら、遠隔地から手紙を運んでいた伝書鳩の帰巣本能を利用して、国境を越えた密輸に使われたようなのである。
・「エクスタシー」を積んだ鳩が保護される
エクスタシーとは、メチレンジオキシメタンフェタミン(MDMA)と呼ばれる化合物にアンフェタミンやカフェインを添加した違法薬物で、特に若者の間で人気を博しているドラッグだ。
米ニュースサイト『boredpanda』によると、中東クウェート当局により、税関ビルの真上を飛んでいた「エクスタシー178粒を背中に積んだ鳩」が保護されたという。
・背中にはエクスタシー178粒が詰まった袋が!!
保護された伝書鳩ならぬ密輸鳩の画像を見ると、リュックサックのような小さな袋を背中に装着しており、目立たないように袋の色も鳩の羽と同系色にされている。そして、穴が開けられた袋には、ビッシリと詰まったエクスタシーが!
近年、ドラッグの密輸に鳩が使われるケースが増えているとのことで、エクスタシー以外にも、コカインなどの違法薬物が鳩により国境を越えて運ばれているのだとか。
・休憩なしに150キロの距離を飛べちゃう鳩
なんでも、鳩は体重の1割に当たる重さの荷物を、休憩することなく約150キロの距離を運ぶことが可能とのことで、そんな鳩の能力が密売組織の御眼鏡にかなったと言えそうだ。
ドローンなどの最新機器を使用するだけでなく、昔から存在する伝書鳩の性質を密輸に利用してしまうとは、密売組織は手段をいとわないと言ったところか。
参照元:Twitter @AlraiMediaGroup、boredpanda(英語)
執筆:Nekolas
Source: ロケットニュース24
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