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サヨナラだけが人生だ。生きていれば、人とだけでなく、思い入れのある物とも決別しなければならない時もある。この度も、ある男性が “10年乗り続けた愛車” に別れを告げることになった。
俺とお前の仲はここまでだ。だが、あの輝かしい日々は決して忘れない……そんな思いを込めて、男性は愛車の広告動画を制作・公開。すると、それを見た人々から「最高の広告だ!」と拍手喝采が巻き起こったのだとか。一体どんな動画なのだろう?
・スズキのコンパクトSUV車
イスラエル在住のユージン・ロマノフスキーさんが制作した動画『#BuyMyVitara – Suzuki Vitara ’96 for sale』。タイトルからも分かる通り、彼が売ろうとしているのは「スズキ ビターラ」。日本では「エスクード」という名で販売されてきた小型SUV車である。
・マッドマックスや海の底、宇宙を走るビターラ
動画の中で、様々な場所を駆け抜けるビターラ。草原に荒野、砂漠をスイスイ快適に走っていく……って、あれ? 映画みたいに、砂漠のど真ん中を壮大に走っちゃってるんですけど!?
驚くのはまだ早い。チーターと競争したかと思えば、恐竜の足元を軽々走り抜け、映画『マッドマックス 怒りのデス・ ロード』の武装集団ウォー・ボーイズに交じれば、海の底にも潜る。宇宙に飛びだし、『バック・トゥー・ザ・フューチャー』のスタイルで地球に帰還……ああ、ロマン! なんてロマンあふれる広告なんだ!!
きっと1人と1台は、マッドマックスや月面旅行なんかに負けないほどの、ワクワクドキドキを体験してきたんだろうなあ。ビターラに乗りたくなってきたよ!
・「最高の広告」と動画は大人気に
この動画は再生回数190万回越えで話題に。YouTube 上には「スズキは公式CMとして採用すべきだな」「これまで見た広告の中で最高のデキ」「彼なら何だって売れるよ」と褒め言葉がズラリ。
「走行距離が問題だな。ほら、月にまでいっちゃってるからね」「動画内のスペルミスがなければ完璧なんだが」なんて声も聞かれているのだった。
海外メディア『LAD Bible』によると、動画公開後、ロマノフスキーさんの元には多くの申込みが殺到。現在、3名の購入希望者と協議が進められているということだ。広告の効果バッチリだね!
参照元:LAD Bible(英語)、YouTube
執筆:小千谷サチ
Source: ロケットニュース24
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