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鹿児島発祥の練乳かき氷といえば、もちろん「白くま」だ。すでに知名度は全国区だが、地元の喫茶店では個性豊かなオリジナル白くまが続々と誕生しているらしい。なかでも最近、観光客の熱視線を浴びているのが究極の進化を遂げた『3D白くま』なのだとか。
確かに、名前から発せられるワクワク感はハンパじゃない。かなり攻めたビジュアルで勝負しているのだろうとは予想していたが……実物はマジで猛烈にかわいく、危うく萌え死ぬレベルだったぞ。さっそく詳細をご覧いただきたい。
・SANDECO COFFEE 数学カフェ
鹿児島市役所の目の前、街の中心にありながら昭和の雰囲気を醸し出す「名山町」の一角に、今回の目的地である『SANDECO COFFEE 数学カフェ』が入ったビルがある。住所を頼りに歩いて行けば小さな看板が見つかるだろう。案内の通り、さっそく階段で2階へGOだ。
店内の雰囲気は、なんというか知的な感じ。数学の参考書やテスト問題が用意され、カップルや友達同士ならもちろん、30代ド真ん中のオッサンが1人で訪れても楽しめそうである。ただ、久しぶりにチャレンジした数学の問題は、中一レベルでも頭が爆発するかと思うほどの難易度であった。
・SANDECO COFFEE的 白熊
それはさておき、さっそく噂の3D白くまを注文。正式名称は「SANDECO COFFEE的 白熊」で、値段はピッタリ500円である。王道の練乳シロップとチャイ風味の大人シロップが選択可能だったので、今回は王道シロップをチョイス。あとは待つだけ、早く来てくれ3D白くま!
数学の問題と向き合いながら待つこと約5分、マジで恐ろしいほどカワイイ白くまが運ばれてきた。おいおいマジかよ激萌えなんですけど。やってきた瞬間、よくわからないけど大声を出しそうになったぞ……脳みその回路がブッ壊れたのかもしれない。
・少し食べたら黒熊にする
気を取り直して一口パクリ……やはり最高だ。シャリシャリのかき氷にミルキーな王道シロップを足したら絶対美味いに決まっている。小学生でもわかる味の計算式に説明など不要だろう。少し残酷な気もするが、白くまの頭にスプーンをザクザク入れながら食べ進めるのだ。
続いて、頭にぽっかり穴が開いたらアイスコーヒーを投入して「黒くま」にしよう。味の変化を楽しみながら白くまの顔をどんどん崩していく。そしてもちろんラストは、練乳が凝縮された氷をストローで一気飲みして華麗にフィニッシュ。う~ん、最後の最後まで美味すぎるぞ!
というわけで、今回の「SANDECO COFFEE的 白くま」は、まさに五感で楽しむことができる最強のかき氷であった。遊び心満点のデザートで「恋の方程式」も解ける……気がするので、機会があればぜひチェックしてみてくれよな!
・今回ご紹介した飲食店の詳細データ
店名 SANDECO COFFEE 数学カフェ
住所 鹿児島県鹿児島市名山町4-1-2F
時間 10:00~17:30
休日 火・水曜
Report:砂子間正貫
Photo:RocketNews24.
Source: ロケットニュース24
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