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鹿児島グルメといえば、黒豚やさつま揚げ、芋焼酎などが有名である。いかにも屈強な九州男児が好みそうなラインナップと言えるだろう。そんな鹿児島県のド真ん中で発見したのが今回ご紹介する「クレープ自販機」だ。薩摩隼人が……クレープだと?
まさか鹿児島でお手軽にクレープが食べられるとは思っていなかったが、実はひそかに名物となっているらしい。というわけで、実際に購入して食べてみたぞ。
・天文館
噂によると「クレープの自販機」は、鹿児島県最大の繁華街・天文館にあるらしい。それしか情報がないのが心細い上に、地方都市とはいえ九州屈指の繁華街……。クレープ自販機を見つけ出すのはきっと大変だろう。長期戦になることを覚悟して、天文館アーケード前でバスを降りた。
あった。1秒かからなかった。思わず目をそらしたくなるほど圧倒的にギラついている自販機……こいつが噂の「クレープ自販機」である。これだけクセがスゴイ自販機を見逃すわけがないだろう。
気を取り直して自販機と向かい合うと、やはり主張があまりにも激しい。どうやら新商品の「カスタードバナナ」をプッシュしているらしく、平日5個、土日10個限定で販売しているそうだ。なお、補充しているのは県内のクレープ屋さんとのことである。
・すべて200円
気になるクレープのお値段は、全種類200円と良心的な値段設定だ。1日8個限定の「紅いも小町」も気になるが、今回は自販機が鬼プッシュしているカスタードバナナを購入してみよう。お金を入れてボタンを押すだけで、瓶に入ったクレープがズドンッと出てきた。
空き瓶は自販機横にある回収箱に返却。さっそくビニールから冷えたクレープを取り出し、一口パクリと食べてみる……おいおいマジかよ死ぬほどウマいんですけどォォォオオオッ!! 自販機レベルだと思っていたが、明らかにデキる店の味だ。クリームがパンパンに詰まっていて最高である。
女性はもちろん、豪快な九州男児も納得できる味だったので、旅行や出張で鹿児島に訪れる機会があれば、一度立ち寄ってみてはいかがだろうか? 一説によると、かなりの甘党だったという西郷隆盛なら、生き返って全種類買い占めるレベルの絶品スイーツであった。
Report:砂子間正貫
Photo:RocketNews24.
Source: ロケットニュース24
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