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ついに来た! やっと来た! バレンタインデーが!! そういえば、昨年2016年に本サイトの中澤星児が渋谷駅前で『チョコください』と書かれた段ボール箱を持って立ったら、相当な数のチョコをもらったようだが、はっきり言ってまだまだ甘い。
マダムキラーの私(りょう)が、大量ゲットとはどういう状態なのか教えてあげよう。……というわけで、本日2017年2月14日、私はバレンタインチョコを貰うために、東京・巣鴨へと向かった。私の実力をとくと見よ!!
・巣鴨に行った理由
そもそも私が巣鴨に行こうと決めた理由はほかでもない。以前から私はおばあちゃん世代の受けがよく、道端で話しかけられたり、飴までもらった経験があるからだ。元々おばあちゃんっ子で話しかけやすいオーラが出ているのかもしれないが、とにかく60代以上の女性からはモテるとの自負がある。
・チョコをください
そんな思いを胸に秘めて向かった巣鴨。当日は雲一つない青空で、巣鴨の地蔵通商店街では何やらお祭りが行われていた。チョコをもらうには最高のコンディションだ。こりゃあもう、大量ゲット確実だろう。ダンボールに書く「ハッピーバレンタイン」の文字にも力が入る。
準備が整ったところで商店街の入口に立ち、力強い眼差しで通行人を見つめる。チョコをもらうため、そして新たな自分に生まれ変わるために!
周囲をよく見渡すと、お昼時で人通りが多い。このメッセージを見て、いつチョコをくれる人が現れてもおかしくはない。やがて訪れるだろうその瞬間のために、スマイル&スマイル。スマイル&スマイル……。
・ひたすら待つ
開始から約30分経過し、私のスマイル&スマイルは完全に限界に達していたが、チョコをくれる人はまだいない。もしや今日がバレンタンデーと知らない? いや、恥ずかしくて渡せないのかも? きっとそうだ!
なんてことを考えていた時! 警察官2人がこちらへ真っすぐ向かってくるじゃないか! 何やらマズい予感……。不審者と見なされて、このままチョコをもらう前に解散を言い渡されてしまうのか?
と思ったら、スルーされた。通行人だけならまだしも、警察官にまで……。みんな私が見えていないのか? 最初に抱いていた確信は次第に怪しくなり、だんだん不安と焦りが出てくる。どうしてもチョコが欲しい! 誰か私にチョコをおくれぇぇえええ!!
残りあと10分。時間が刻々と過ぎてゆくが、いまだにダンボールの中にチョコはない。残酷なまでの現実。次第に意識が遠くなっていくような気がした。
気持ちが……気持ちが……もう……折れる! と、諦めかけたその時! 一人のマダムが近づいて来たのだ! こ、こ、これはまさか!!
チョコゲットーーーーーーーーーーーーーーー!
ヤッター! マジでチョ~嬉しい!! もう諦めていただけに、その喜びもひとしおだ。しかも「お兄ちゃん大丈夫? チョコ以外でもいいのかい?」とチョコの他にウエハースまでくれた。おぉ女神よ……本当にありがとうございます!!
チョコを手に満面の笑顔! 一緒に写真を撮るのは叶わなかったが、その優しい心遣いだけで十分です。よっしゃ、運が向いてきたーーッ! ここからフィーバータイム突入じゃい!! チョコよカモン、カモン!!!!
しかし、ここで1時間経過しチャレンジは終了。自信満々で臨んだ巣鴨だったが、わずか1個という結果に終わった。貰えたのはありがたいけど、メチャクチャありがたいけど、本音を言うともう少し欲しかったな……。
ダンボールがいっぱいになることを疑っていなかった私は、この結果を受けて正直悲しみに暮れた。自分の顔面偏差値がどのくらい低いのかは分かっている。だが、『60代以上の女性にモテる』私にとってはホームとも言える巣鴨での戦い。今日こそは、夢を見られると思っていたのに……。ちくしょーーーッ!!
Report:りょう
Photo:Rocketnews24
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Source: ロケットニュース24
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