まさに地獄の苦しみ!『感染性胃腸炎』になった男が語る3つの注意点



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冬は空気が乾燥しているため、ウイルスが元気になる季節と言われている。毎年のように流行するインフルエンザをはじめ、ウイルスによる感染症は多々あるが、私(りょう)が現在進行形で苦しめられているのが『感染性胃腸炎』だ。

下痢や嘔吐、発熱などの症状が数日間にわたって続くこの感染症。その苦しみは地獄のようで、安静に眠ることすら許されない。胃腸炎がどんなにヤバいものか知ってもらうため、私の身に起こったさまざまな症状をご紹介しよう。

・突然襲ってきた異変

そもそも私が体調の異変を感じたのは2017年1月30日である。前日までは大好きな肉料理を食べて元気そのものだった。ところが、翌朝起きると体調が激変。激しいお腹の痛みと吐き気に襲われ、トイレに駆け込んだものの一向に良くならない。これはおかしい……。元々胃腸が強い方ではないが、そんなレベルではない異常事態が発生していることに気づいた。

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トイレに入って1時間、腹痛と体のダルさが徐々に生気を奪っていく。頭がボーッとしてきたので熱を測ってみたところ……なんと39度! 体が凍えるように寒く、便器に腰かけているのさえツラい状態に陥った。

・容赦ない追撃

だが体を横にすると、またお腹にビッグウェーブがやってくる。その追撃力はハンパなく、トイレから戻った瞬間、また私の腹部に押しかけて来てトイレへ逆戻り。もう何往復すればいいのだろうか。そのタチの悪さはピンポンダッシュのようだ。もういい加減にして……。

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・注意点その1 水分補給

もちろん、食事は喉を通らない。24時間続く腹痛、下痢とたまに吐き気。体の中にある水分を出し尽くしたと思っても、一向に症状は変わらない。口の中がカラカラになり、もはや脱水症状のような状態だ。全身に力が入らなくなり、目もうつろになってくる。

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感染性胃腸炎と診断した医者によると、この病気でもっとも怖いのは脱水症状とのこと。下痢を止めるため水分補給を控えてしまうと、さらに体調が悪化してしまうという。幸いなことに、自宅には本サイトの記者・中澤が私の様子を見に来た時に持ってきた経口補水液「OS‐1」 があるおかげで、すぐさま水分チャージができた。




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だが、食事ができないため力は出ない。ひたすらトイレで上から下から水分を放出するが、その摩擦でお尻の穴に激痛が走る。とにかく、これが最大の地獄である。便器に腰かけながら神に何度祈ったことだろうか。私の肛門に力を、痛みを感じない鋼の肛門にしてください……と。

・いまだに続く痛み

そして現在(2月2日)、胃腸炎の発症から3日が過ぎ、徐々に吐き気と熱は収まってきた。だが下痢はいまだ終息の様子を見せず、1時間に1度トイレに閉じこもっている。あくまで完治には個人差があるだろうが、私の戦いはまだまだ続きそうだ……。

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・注意点その2 熱が下がっても油断大敵

なお、医者に聞いたところによると、完治まで3日から4日必要とのことだが、期間を過ぎても下痢や吐き気が治まらない場合は、ウイルスがまだ体内に残っている可能性があるので、人に移さないためにも自宅待機した方が良いのだという。

・注意点その3 感染経路

また、空気感染はしないとのことだが、ウイルスが付着した手で口に触れたり、汚染された食品を食べることで発症したりと感染経路はさまざま。特に、一緒のトイレを使った後は、キチンと手を消毒するように注意しよう。

とにもかくにも、今後は健康に気をつけて生活しようと強く決心した次第である。この苦しみは2度と味わいたくない。体調を崩しやすいこの時期、みなさんもウイルスには十分ご注意を。

執筆:りょう
Photo:Rocketnews24.


Source: ロケットニュース24






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