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リッチな人の金銭感覚は「庶民と同じ」という訳にはいかないが、それが石油で潤う中東の金持ちとなると、もうケタ外れである。
それを証明するかのような画像が、ネットで話題を呼んでいるので紹介したい。なんと、サウジアラビアの王子がハヤブサ80羽のために飛行機の座席を確保したのだが、その画が壮観だとしか言いようがないのである!
・サウジ王子がハヤブサ80羽のために飛行機の座席を確保!
サウジアラビアの王子が同国のジッダに向かう飛行機で、ハヤブサ80羽を輸送するために大量の座席を確保。なんでも、サウジをはじめとする中東諸国では、ハヤブサは縁起の良い動物だと見なされており、ハヤブサや鷹を狩るスポーツが伝統となっているのだとか。
話題の写真を見ると、4つ並んだ座席に専用の板を設置し、そこに目隠しをされたハヤブサが乗せられている。ズラリとハヤブサが座席を陣取っている画像は、いやはや壮観だとしか言えない感じだ。
・中東の航空会社では珍しくない光景!?
エティハド航空や、カタール航空などの中東の航空会社ではハヤブサの搭乗が許可されており、カタール航空では目的地にもよるが、1羽につき最高630ドル(約7万1400円)まで割増料金が課されるとのこと。
また、ドイツのルフトハンザ航空は、鳥用のカスタムデザインの板を提供しているそうだ。それだけ、ハヤブサや鷹を飛行機に載せて輸送するリッチマンが多いということだろう。
・ハヤブサ専用のパスポートまで発行されちゃう!
さらに、ハヤブサ専用のパスポートまで発行されるというから、開いた口がふさがらない。UAE(アラブ首長国連邦)では、2002年~13年までに2万8000通のパスポートがハヤブサのために発行され、その手数料は1通につき130ドル(約1万4700円)だそうだ。
そして、同国にはハヤブサ専用の病院まで存在し、最高級のハヤブサは1羽につき価格が25万ドル(約2800万円)もすると言われている。
しかし、そんなに金持ちなら、一般人も乗る飛行機にハヤブサ用の席を取るのではなく、プライベートジェットを買えばいいのに……と思ってしまった筆者である。
参照元:Reddit、boredpanda(英語)
執筆:Nekolas
Source: ロケットニュース24
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