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元プロサッカー選手のデヴィッド・ベッカムは、イケメンすぎる容姿を活かして、下着姿で人気アパレルメーカーH&Mの広告塔を務め、タトゥーだらけのムキムキバディを惜しげもなく披露していた。
そんな、彼のタトゥーがアニメーションになり、「児童虐待防止」を呼びかけるユニセフのキャンペーンのために、文字通り ‟一肌脱いだ” というのである!
・ベッカムのタトゥーがアニメーションに!
ユニセフ制作による話題の動画では、背中を向けたベッカムの肌がクローズアップされ、「Violence Marks Forever:暴力は永遠に爪痕を残す」とのメッセージが刻まれたタトゥーが映し出される。
その次には、天使のタトゥーが涙を流し、子供が精神的・身体的に虐待される痛ましいアニメーションが、彼のタトゥーをアレンジして展開されるのだ。
・ユニセフ親善大使の彼がキャンペーンのために一肌脱ぐ!
ベッカムのタトゥーは、大切にしたい幸せな想い出をデザインした物が、ほとんどなのだそう。子供4人の父親でもある彼の肌には、彼の3人の息子や娘だと思われる、赤ちゃんや幼児のデザインが多く刻まれている。
そこで、ユニセフの親善大使を務める彼が、自分のタトゥーを活用したアニメーションで、児童虐待防止を呼びかけたという訳だ。
・‟どんな子供も虐待されるべきではない” とのメッセージ
そして、ベッカムは同キャンペーンについて、次のような声明を発表している。
「世界のどこかで5分毎に、虐待のために子供が命を落としています。そして、何百万人もの児童が精神的・身体的・性的な暴力を受け、子供時代をメチャメチャにされてしまうのです。どんな子供も、このような目に遭うべきではありません。この新しいプロジェクトが、緊急を要する問題に注意を向け、改善に向けて動き出すきっかけになればと願っています」
きっと彼は、一著名人としてだけでなく一父親として、世界中で子供への虐待がなくなることを、心から願っているのではないだろうか。
ユニセフのイメージとは一見そぐわないタトゥーを使い、力強いメッセージを伝えるキャンペーン動画は、かなりインパクト大である。日本でも、児童虐待のニュースを耳にすることが多くなっているだけに、ベッカムが望む通り、世界中で子供達への虐待がなくなることを願いたい。
参照元:YouTube、Mashable(英語)
執筆:Nekolas
Source: ロケットニュース24
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