※本サイトのコンテンツには、商品プロモーションが含まれている場合があります。
今回のご相談は、「笑いのツボ」に関するお悩みです。笑いのツボが同じ人との会話って、ものすごく盛り上がりますよね。逆に、悪い人ではなく、むしろいい人なんだけど、笑いのツボが合わず、会話が噛み合わないケースも存在します。今回のご相談者さんは、会話が噛み合わないどころか、喧嘩にまで発展したようです……。
・ご相談内容(ピーコ様・女性)
「喧嘩の原因がくだらな過ぎて、友達には相談できないので、ここに相談します。彼氏と大喧嘩になりました。喧嘩の原因は、いま世界的に大人気になっている、とある動画に関してです。彼氏が、「ものすごく面白い動画を発見した」と、URLをLINEしてきました。
私はすでにその動画を知っていたので、『話題になっているから観たけど、私には何が面白いのか理解できない』と返しました。すると、『”世界中が面白いと言っている動画を、面白くないと思う私って個性的でしょアピール” にしか聞こえない』と! そうではなく、私は本当に面白くないと思っているんです!」
・確かにいる! 「個性的でしょアピール」する人たち
その動画が面白いか、面白くないかに関しては、ここでは割愛しますね。喧嘩の争点は、「個性的でしょアピール」という部分だと思います。確かに、「大衆とは違う価値観を持っている自分」をアピールしたがる人は、少なからず存在します。
・「大衆と違う価値観 = 個性的でしょアピール」と決めつける人も確かにいる!
ピーコさんは決して、「個性的でしょアピール」ではなく、心の底から面白くないと思ってらっしゃるとのこと。お気持ち、とてもよくわかります。
けれども、残念ながら彼氏さんには伝わらないでしょう。筆者が思うに、彼氏さんの思考には、「大衆と違う価値観 = 個性的でしょアピール」と、初期設定されているのではないかと。
・伝わらないなら、伝えないのが無難
こちらの真意が伝わらないのであれば、伝えないのが一番無難です。私事で恐縮ですが、伝えたこと……というか伝わってしまったことで、痛い目に遭った経験がございます。
数年前、だいぶバイオレンスな男性と、半同棲していたときの出来事です。とある海賊漫画を面白いと勧められたのですが、筆者の価値観にはマッチングせず、流し読みしていたら、「ちゃんと読め!」と、フルボッコにされました。ご参考までに。
・カップルで違う意見を共有できる関係性がベストだが……
本当は、ひとつの案件に関して、カップルで違う意見を共有できる関係性がベストなのでしょう。個人的には、否定的な意見は、あえて言う必要はないのかなとも思います。「大衆はボロクソに言っているけど、私は面白いと思うんだよね」はマル、「大衆は面白いと言っているけど、私にとってはつまらない」は、お口にチャックってことで。
「これ、面白いぜ」と勧められた動画や漫画を、自分自身の価値観では面白くないと感じたら、どのポイントが面白いのか、尋ねてみるのもアリ。「そういう見方をすれば面白いかも!」と、気付きが得られる可能性も大ですよ。
コラムニスト:菊池美佳子
イラスト:Rocketnews24
Source: ロケットニュース24
コメントを残す
コメントを投稿するにはログインしてください。