テントから登場! 人間椅子のニコ生番組がゆるすぎて2万人の視聴者困惑 / トークと演奏のギャップが凄まじい



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これまでニコニコ生放送で、過去4回にわたって放送してきた「帰ってきた人間椅子倶楽部」。この番組は、ロックバンド人間椅子のメンバーが、アルバム制作やツアーなどについて語るトーク番組である。後半にはレアな演奏パートを設けており、前回初の公式放送では累計視聴者数3万5000人を超えた。

それから半年以上を経て、2016年10月5日に第5回の放送を実施。今回は今までにも増して斬新なアイディアが盛り込まれており、冒頭はなんとテントから登場! そしてそのテントをすぐに畳むという、何だかよくわからない内容だった。

・打ち合わせの段階でどうなるかと……

この番組は、メンバーがその昔に青森のローカル放送で出演していた「人間椅子倶楽部」をリバイバルしたような番組だ。私(佐藤)は初回から番組制作を手伝っているのだが、今回は打ち合わせの段階からちょっとヤバい(いい意味で)内容になるのでは? と感じていた。

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・テーマは秋の行楽

というのも、先に述べたようにテントがある……。秋の行楽がテーマだったので、テントから登場しようということで話がまとまった。だが、ギターボーカル和嶋慎治さんが準備してくれたモノが想像よりもデカかった……。

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・まさかの飯ごう炊飯

広いスタジオであれば、問題がなかったのかもしれないが、いつも放送する場所はそこまで広くない。番組冒頭が終わったら、すぐさま片づけるというナゾ展開に。片づけてすぐにテーブルと椅子を出す。さらに斬新展開は続く。秋の行楽といえばキャンプということで、その場で飯ごう炊飯。まさか米を炊くことになるとは……。

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ホットプレートではたこ焼きを焼く。何だか、先の見えない展開になったけど、これが人間椅子倶楽部だ!

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・テルミン登場

出演者も視聴者も行楽気分にホッコリとしたところで、後半の演奏パート。今回は和嶋さんが最近すっかりハマっている「テルミン」という楽器が登場。

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この楽器はかなり特殊で演奏が難しい。和嶋さんはその演奏方法を詳しく解説し、この日のために用意してきた3曲を、メンバー全員で演奏した。

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・メンバーの感想

今回の番組について、ドラムのナカジマノブさんは「今回のために購入した子ども用ドラムセット(1万5000円)は思ってた以上によかったです。3曲の演奏も楽しかった、次回もよろしくです!」。ベースボーカルの鈴木研一さんは、時間の都合でカットになった、「人間椅子イントロクイズ」をかなり楽しみにしていたようで、「イントロ当てクイズをやれなくて残念。次回はやりたいです」と語った。

最後に和嶋さんは、飯ごう炊飯に並々ならぬ気合いを入れていたらしく、うまく炊くために自宅で何度も練習していたそうだ。「アウトドア、キャンプがテーマだったので、割とプレッシャーを感じてましたよ。今日のご飯はその練習の成果が出たと思いますよ。十分楽しくできました」と、ご飯の出来に満足しているようだ。

番組でご飯を炊いたりたこ焼きを焼いている姿は、非常に和やかなのだが、演奏になると、全員の顔つきが変わり、凛々しく、時にはおぞましく、そしてカッコ良く見えるから本当に不思議だ。

・10月16日に夏ライブの再放送

なお、10月16日には、今年の7月に新宿Renyで行われたライブの模様が放送される予定だ。20時から21時半までミュージックビデオが流れた後に、21時半からたっぷり2時間半のライブ映像を堪能できるぞ! そして、10月29日からは今年3度目となる全国ツアーが始まる。ぜひとも近くの会場で、迫力のライブと和みのMCを生で体感してくれッ!!

参考リンク:人間椅子 ツアー「地獄の道化師」@新宿ReNYライブ中継 (ニコニコ生放送)
執筆:佐藤英典
Photo:Rocketnews24


Source: ロケットニュース24






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