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SUPA! 元気か? もう日本は秋と聞いたが、夏といえば怪談話だよな。お化け、幽霊、妖怪……と、世界には様々な概念が存在するけど、もちろんケニアにもゴースト(Ghost)は存在する。きっと誰も知らないだろうから、今宵は俺が教えてやる。
知られざるケニアのお化けの名前は……おそらくきっと世界初公開だと思うんだけど、ズバリ「オレレティ ムグモ(orereti mugumo)」という。以下はムグモで統一しよう。なかなか可愛らしい名前だろ? でも、俺、メッチャ怖い。マジでブルってる!!
まず、ムグモの姿は……人間のような感じだ。宇宙人ではない。詳しくは俺が描いた2枚のイラストを参考にして欲しいけど、そのまんま人間だ。オレは絵がヘタだから「(・ω・)」とクッソかわいい感じになっちまったけど、実際はメッチャ怖いんだ。
日本の幽霊には脚が無いと聞いたが、ケニアの幽霊には脚はある。また、半透明な感じではない。はっきりと “そこに存在する” って感じだな。また、肌の色は白ではなくて……黒だ。黒人。ケニアンブラックというか、ケニア人の肌の色な。
んでもって、次は洋服。日本の幽霊は白い着物を着ているらしいけど、ケニアは茶色だ。なぜ茶色かっていうと、「牛の皮」を羽織っているような感じなわけだ。マサイ族みたいな派手な色使いのファッションではない。ひたすら「茶色」って感じだ。
で、日本の幽霊は「うらめしや〜」と話すらしいけど、ムグモは話すというか……音を出す。「ムゥ〜〜〜〜〜ン〜〜〜〜〜(Mmmmmm)」みたいな音を出す。あと、日本や世界と共通しているのは、ほとんどのムグモは女性である、ということ。
もしもケニアに来て、牛の皮を身にまといながら「ムゥ〜〜〜〜〜ン〜〜〜〜〜」とウナりまくる黒人女性がいたとしたら、それは間違いなくオレレティムグモだ。
では、もしも出会ってしまったらどうするか? 答えは祈ることだ。日本と同じく「ナンマンダブ……」みたいな感じでお祈りすればメティ エニャマリだ。メティ エニャマリ、何という意味か覚えてるか? 忘れていたらオレが作ったマー語辞書を今すぐチェックだ。答えは……そう、ノープロブレム(問題なし)だ。そんじゃな、オレセリ!!
Report:ルカ(マサイ族)
意訳:GO羽鳥
Photo:RocketNews24.
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Source: ロケットニュース24
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