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韓国サムスン電子が、半導体需要の急減で売れ残った在庫の山を抱えて苦しんでいるという。
世界貿易を巡る懸念やスマートフォン販売の低迷で、半導体需要はここ数カ月に急減。販売好調時に生産を増強していた半導体メーカーは、在庫の積み上がりに直面している。
こうした中、サムスンが支配的な地位を占める主要メモリーチップ2種類の価格は下落。サスケハナのアナリスト、メディ・ホセイニ氏によると、需要の落ち込みは昨年始まったものの、メモリーチップ2種の価格は今年1-3月期(第1四半期)におよそ2割落ち込んだ。これは従来の想定を超える下げ幅だという。
中略
主要メモリー2種類であるNAND型フラッシュメモリーと記憶保持動作が必要な随時書き込み読み出しメモリー(DRAM)の価格は、2017年終盤と2018年初頭に天井をつけて以降、大きく値下がりしている。大口の買い手は価格の上昇局面で、さらなる値上がりを懸念して大量購入したが、現在は価格が底入れするのを待ちたいと考えているようだ。
IHSマークイットの市場調査アソシエイトディレクター、レイチェル・ヤング氏は「これは心理的な要因だ」とし、「企業は様子見を続け、今後もっと安い価格で購入できないか見極めている」と説明する。
続きはソース元で
https://diamond.jp/articles/-/199199
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Source: IT速報
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