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厳しい猛暑日が続く日本列島。体ごと溶けてしまいそうな暑さに参っている人が続出しているかと思うが、日本だけでなく世界的にも異常気象のようで、時事通信によれば北極圏でも30度越えなのだとか。
そんな異常気象の影響なのかどうかは不明だが、カナダでは氷河と一緒に流されてしまったホッキョクギツネが発見されたという。そのホッキョクギツネを保護するために、地元の漁師が大活躍したエピソードを紹介することにしたい。
・氷河と一緒に海に流されてしまったホッキョクギツネ
米ニュースサイト『Laughing Squid』によると、カナダのニューファンドランド・ラブラドール州の漁師アラン・ラッセルさんが船で港へ戻ろうとした時に、陸から6.5キロほど離れた沖に取り残されたホッキョクギツネを発見したのだという。
どうやら、陸と地続きになっていた氷河が溶けて切り離され、そこに載っていた狐が海に流されてしまったようなのだ。
・地元の漁師がキツネの救済に奮闘!
その様子を捉えたアランさんの画像を見ると、テーブル状になった氷河にポツネン……と残されたキツネは、どうしたものかと途方に暮れているように見える。
これがアザラシだったら海に飛び込んで泳げばよいだけの話だが、ホッキョクギツネはそうはいかない。そんな無力なキツネを目撃したアランさんと仕事仲間は放っておけず、船を氷河に近付けて立ち往生しているキツネに助けの手を差し伸べることにしたのだ。
・元気を取り戻したホッキョクギツネ
こうして、なんとか魚用の網を使ってホッキョクギツネを保護した漁師一行は、寒さで震えていたキツネに水とエサを与えたとのこと。
その後、元気を取り戻したキツネは野生に返されたが、なぜか戻って来たキツネにアランさん達が再びエサをあげる展開となったそうだ。
それにしても、地球温暖化が進めば、このホッキョクギツネと同じ状態になってしまう野生動物は増えるのではないだろうか。その進行に少しでも歯止めがかかることを願うばかりだ。
参照元:Facebook @Alan Russell、Laughing Squid(英語)、時事通信
執筆:Nekolas
Source: ロケットニュース24
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