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相次ぐ地震に、記録的な大雨と、このところ日本では災害が続いている。自分の住んでいる地域でも、いつ何が起きるかわからない。正直、不安だ。そこで、少しでも不安を取り除こうと、100円ショップの商品だけで簡易的な「防災袋」を作ってみた。
もちろん100円グッズだけ全ての防災グッズが揃えられるわけないし、完璧な防災袋とは言えないが、「こんな商品も100円で売られているのか!」と思ってもらえたら幸いである。まずは、何をチョイスしたのかを一覧表にしてみたい。
【GO羽鳥チョイス100円グッズ防災袋】
01:三角巾
02:LEDライト
03:携帯用ミニトイレ
04:マスク
05:軍手
06:サンダル
07:ビニール袋
08:食品包装用ラップ
09:折りたたみクッション
10:乾電池
11:エア枕
12:アルコール除菌ウェットティッシュ
13:非常用アルミシート
14:飲料水
15:絆創膏
16:ナイフ
17:折りたたみコップ
18:ターボライター
19:洗顔シート
20:手動発電LEDライト
21:電池式モバイルバッテリー
22:充電用USBケーブル
23:充電用Lightningケーブル
24:レインコート
25:ろうそく
26:タオル
27:ぶどう糖
28:ペットボトル用緑茶パック
29:食料
30:歯ブラシ
31:コンパクトタオル
32:折りたたみボトル
33:カバン(300円商品)
──以上33点。もしかしたら余計なものまで入っているかもしれないが、あらゆる可能性を考えに考えてチョイスしてみた。それぞれの商品を選んだ理由は以下の通りだ。
・防具系
まずは基本となる軍手。続いて、どんな状況になるかわからないのでマスクも用意。あとは、裸足で逃げても、せめてサンダルがあれば……との思いから、100円の軽量サンダルをチョイスした。
・トイレ
どんな状況になるかわからないので、携帯用ミニトイレも入れておいた。100円で売っているので、いくつか買って入れておくと良いだろう。
・救急
応急処置的な救急グッズとしては、三角巾と絆創膏をチョイス。買ってみたものの、三角巾の使い方をイマイチわかっていないので、今のうちに覚えておかないと……と気付かされた。
・必須
つづいてはビニール袋と、食品包装用ラップ。特に食品包装用ラップは、たびたび「役に立った」との声を聞く。東京都の防災ブック『東京防災』でもオススメされていたので必須の防災グッズであろう。
・電気系
ライトとしてチョイスしたのは、いつぞやかも記事にしたメチャクチャ明るいLEDライト。あとは電池、それにあわせるように電池式モバイルバッテリーも揃えてみた。なにかとスマホは役立つと思うので、いかなる状態でも使えるようにしておきたい。
・手動発電ライト
まさしく災害用の「手動発電ライト」だ。充電式の電池が内蔵されており、そのままでも点灯するが、その電池すら無くなった場合は……
シャコシャコ握れば電気が点く!
これは見つけ次第、即ゲットであろう。今回の100円ショップパトロールで、最も「こんなものまで100円で!」と驚かされた商品がコレである。
・体を拭く系
おそらくお風呂にも入れない状態が続くと予想。そこで、せめて体をフキフキできるものを用意しておいた。また、「アルコール除菌」のシートは、キズの殺菌等にも役立ちそうな気がするのでチョイス。
・休むために
もし万が一、体育館などの避難所での生活になった時、クッション的なモノがあったほうが体が休まると思い、アウトドア用の折りたたみクッションをチョイス。膨らますタイプの枕も、何かと使えそうな気がする。
・水と食料
生き延びる上で間違いなく必要なのが水と食料であろう。主に、カロリーの高いものをチョイスしたが、その中でも特に「これは!」と思ったのが……
「ぶどう糖」である。
なんでも、ぶどう糖は心と体を元気にする大切な栄養素らしく、元気が速攻チャージできるらしい。これは入れておいて損はないだろう。
・防寒など
歯ブラシは当然として、非常用のアルミシートは防寒対策に役立つとよく聞くのでチョイス。あわせてレインコートもあれば鬼に金棒であろう。しかし逆に、暑さ対策のグッズも入れておかねば……と気付かされた。
・タオル
なにかと役立つであろうタオルは数種類用意してみた。が! なかでも「こんな商品があったのか……!」と驚かされたのが、
圧縮されたタオルである。
なんでも、水につけるとほぐれて使えるようになるのだとか。8枚も入っているのにコンパクト。これは店で見つけたら要チェックだ。
・お茶
ペットボトルに入れるタイプのお茶パックも入れておいた。私自身がお茶好きなだけに、水だけでは気が滅入ってしまうかもしれないが、そこにお茶があれば精神的に落ち着くのでは……との予想からだ。
・サバイバル系
様々なシーンで使えるであろうナイフは果物ナイフをチョイスした。ライターは、風に強いターボ系。あとは一応、ろうそくも。何種類ものLEDライトを用意してはいるが、もしかしたら火が必要なシーンもあるかもしれない。
・折りたたみコップ / ボトル
使うシーンがあるかどうかはわからないが、「いつかネタにしようと思って買っておいた100円グッズ」なこともあり、ちょうどよいので入れておいた。それぞれ蛇腹構造になっており、グイ〜ンと伸ばせば……
最大、500mlサイズのボトルになる。ダイソーで購入したアウトドア用のグッズだ。
・スポーツバッグ
最後は、これらのグッズを入れるカバンであるが、ここはセコらないで300円の商品をダイソーで購入した。パンパンながら、すべてのグッズが入ってしまうスグレモノなうえ……
リュック的に背負うこともできてしまうぞ。さすがは300円の商品だ。
──以上である。
こうして一度揃えてみると、あとから「ホイッスル忘れた!」だとか「ペンやテープも入れなきゃ!」だとか、いろいろなことがわかってくるので、まずは揃えてみるのが重要だ。そのグッズが、たとえ100円だったとしても。備えあれば憂いなしだ。
Report:100均研究家・GO羽鳥
Photo:RocketNews24.
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Source: ロケットニュース24
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