ホッケーの試合でゴールキーパーが負傷 → チームの「会計士」が試合にかり出される → 神セーブを決めまくってヒーローに



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表の顔は新聞記者。でもスーツを脱いだらスーパーヒーロー! と言えば『スーパーマン』だが、この度、とある会計士もヒーローに変身し、世の話題をかっさらった。アイスホッケーの試合でのことだ。

あるチームのゴールキーパーが試合中に負傷。控えの選手も負傷。誰もゴールを守れない。どうしよう……そこでチームの会計士が試合にかり出されることになったのだ。

「氷上の格闘技」とも呼ばれるほど激しいアイスホッケーで、素人がプロの選手からゴールを守ることが出来るのか? 答えはイエス! なぜならこの会計士は、神セーブを連発しチームを勝利に導いたのだから……!! 動画とともに詳しくお伝えしたい。

・チームのゴールキーパーが次々と欠場

2018年3月29日に行われた、北米ナショナルホッケーリーグ(NHL)の「シカゴ・ブラックホークス」対「ウィニペグ・ジェッツ」の試合でこのヒーローは誕生した。

海外メディア『Winnipeg Free Press』によると、昨年12月に守護神コウリー・クロウフォード選手が負傷して以来、ブラックホークスは “第2ゴールキーパー” であるアントン・フォースバーグ選手を起用してきたそうだ。しかし今回の試合前、フォースバーグ選手も怪我のために欠場することが決まった。

まず投入されたのが、NHLの下部組織リーグに相当するアメリカン・ホッケー・リーグに所属するコリン・デリア選手だ。デリア選手は敵チームから次々と繰り出される計25回のショットを止めたものの、2失点を喫していた。そして最終第3ピリオドで脚の筋肉がつってしまったため、試合続行不可能に……。

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・会計士がプロ相手に神プレイ!

そこで白羽の矢が立ったのが、チームの会計士を務めていたスコット・フォスターさん(36)だ。大学のアイスホッケーチームでゴールキーパーを務めた過去を持ち、今でも仲間とともに週に数回アイスホッケーを楽しんでいるというフォスターさんが、試合終了残り14分で守護神としてアイスリンクに降り立ったのだ。

その時点で6対2でブラックホークスがリードしていたものの、逆転される恐れは十分ある。彼の実力はプロ相手にも通用するのだろうか……? そんな心配は杞憂だった。フォスターさんは、敵チームから計7回放たれたパックを全てはじき返して無失点でしのぎ、ブラックホークスは無事勝利!

・フォスターさん「今回のことはずっと忘れない」

フォスターさんの活躍っぷりは動画『Emergency goalie steals the show in Chicago』でも確認出来るが、次々と敵のシュートをはね除け続ける彼のナイスプレイにファンも大興奮だ。




試合後にフォスターさんはメディア取材に対して以下のように話したという。

「今回のことはずっと忘れない。数時間前まではパソコンのキーボードで数字を打っていたのに、NHLの試合に残り14分半のところで出場し、今はこうして皆さんの前に立っている。人生のピークなんじゃないかな」

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・素人がプロの試合に出てもいいの?

彼の勇姿は、ファンのみならず世間をも驚かせた。数多くのメディアに報じられ、彼が身につけていた「背番号90」のユニフォームも発売されて大人気に。けれどもその後フォスターさんは、「家族を優先し、チームの仕事に専念したい」という理由で、全てのインタビューを断り表舞台から姿を消してしまったようだ。

ちなみに『Chicago Tribune』によると、今回のように素人が試合に出ることはNHLのルールで認められているとのこと。レギュラーリーグあるいはプレーオフの試合で登録ゴールキーパーが2名とも出場不可となってしまった場合は、適格者なら誰でもゴールキーパーとしてユニフォームを着てベンチに座り、試合に出場しても良いと定められているそうだ。

フォスターさんは、試合開始数分前にアマチュア入団テスト用の契約書にサインし、今回の出場を果たしたと伝えられている。

参照元:Winnipeg Free PressChicago Tribune(英語)、YouTube
執筆:小千谷サチ


Source: ロケットニュース24






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