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広告は、人々の興味を惹き付けて消費者の購買意欲を搔き立てたり、伝えたいメッセージを広めたりすることを目的としている。そのため、何とか広告が人の目に留まるように、制作者は色々と工夫を凝らすわけだが……
このたび、‟インパクトの塊” とも呼べそうな「巨大なお胸」の広告がロンドンの街中に出現して話題を呼んでいる。目玉親父に見えなくもない広告には、実は真摯なメッセージが込められていたのである!!
・ロンドンの街中に「巨大なお胸」が出現!
日本における母の日は5月の第2日曜日だが、イギリスでは、キリストの復活を祝うイースターの2週間前の日曜日に祝うのが習慣となっている。2017年の母の日は3月26日だったのだが、その日にロンドンの街中に「巨大なお胸」を型取った広告が出現!
ビルの屋上にド~ンと設置された大きなお胸は、日本人なら思わず『ゲゲゲの鬼太郎』の目玉親父を連想してしまうデザインで、なんだか頭上から街を見張っているようにさえ見えてしまう。
・気持ち良くママ達が授乳できる環境を!!
そんな、‟インパクトの塊” とも言えそうな広告を制作したのは、「Mother London:マザー・ロンドン」社だ。「#freethefeed:自由に授乳を」というキャンペーンの一環としてされた巨大なお胸広告は、周りからクレームを受けがちな ‟公共における授乳” について、「気持ち良くママ達が授乳できる環境を作ろう」とのメッセージを伝えるために設置されたのだという。
イギリスだけでなく、世界各地で公共の場で授乳をする母親が周囲から嫌がらせを受けたり、レストランから追い出されたりなどの問題が起きている。
・自由に授乳できる権利があることを伝えたい!
同社のブログには、「これは母の日のプロジェクトです。子育ての選択として恥ずかしさや罪悪感を感じることなく、どの母親も、場所や方法を問わず授乳できる権利があることを伝えたかった」とのメッセージが記載されている。
母乳は赤ちゃんの免疫力を高めるだけでなく、授乳により母子の絆が深くなるとも言われている。それに、子育ての一環として重要かつ自然な行為であるだけに、きちんとケープなど使って胸部を隠しているのであれば、母親が自由に授乳する権利を尊重してあげるべきではないだろうか。
参照元:Twitter @motherlondon、boredpanda、Mother London(英語)
執筆:Nekolas
Source: ロケットニュース24
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