※本サイトのコンテンツには、商品プロモーションが含まれている場合があります。
いよいよ日米ともに野球の2018年シーズンが開幕した。オフシーズンを経て待ちに待った「春」だけに、日本プロ野球はもちろん、大谷翔平選手をはじめとする日本人選手が所属するメジャーリーグに注目している人も多いのではないだろうか。
さて、メジャーリーグといえば屈強な男たちが戦う舞台というイメージが強いが、実をいうと緻密なデータで勝負が繰り広げられている。とにかく「数字」が最優先。それもあって、日本ではあまり見られない守備隊形が敷かれることもしばしばだ。
・超がつくほど大胆シフト
ということでご覧いただきたいのが、3月30日に行われた開幕戦のテキサス・レンジャーズ vs ヒューストン・アストロズで見られた超大胆シフトである。アストロズが1点を先制して迎えた1回裏、昨季41本塁打と大ブレイクしたジョーイ・ガロ選手が打席に入ると、いきなりデータに基づく守備シフトが敷かれた。
ボールを強く引っ張る傾向にある左打ちのジョーイ・ガロ選手に対し、なんとアストロズは一・二塁間をガッチリ固め、二・三塁間はガラ空き! しかも、三塁手を外野に回して外野手を4人にする守備隊形に出た。ランナーがいないとはいえ、極端すぎるシフトで迎え撃ったのだ。
・外野手4人隊形がズバリ
状況を考えたら三塁側へバントで転がせばヒット……と思うところだが、シーズン初打席ということもあってかジョーイ・ガロ選手は強振。そして結果はというと、レフトフライをサードのアレックス・ブレグマン選手がラクラクと捕球する珍しい形になり、データが見事に勝利した。
・仕掛けたアストロズが勝利
詳しくは動画「Astros use four outfielders in shift vs. Joey Gallo」で確認できるが、アストロズベンチもしてやったりの表情で嬉しそうだ。なお、試合結果は1−4。最初に駆け引きを仕掛けてウマくいったアストロズが終始試合を有利に進めて勝っている。シーズンの始めから飛び出したまさかのシフト、さらに複雑な隊形がお披露目となる日もそう遠くないかもしれない。
Source: ロケットニュース24
コメントを残す
コメントを投稿するにはログインしてください。